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2007/05/08 火

漢字を書けない子供

テレビを長時間視聴する子どもの割合は小学3年生から大きくなり、それに伴い長時間見る子は漢字を「書く力」が低くなる傾向のあることが、日本教育技術学会の全国調査で7日、分かった。

教育 北海道新聞

ガキのバカ化は今に始まったことではないので、どうってことはないんだけど、主題は「テレビ」であります。

今朝のTV番組で、司会者の小倉氏が「なぜテレビばかり悪者にする、長時間ピアノを弾く子供の調査をしたって同じ結果が出るのではないか」と吠えていたが、これは間違いだと思う。

TVは悪い。

TVは完全にパッシブなメディアで、視ている(眺めている)時には脳は活性化していない。スイッチを入れれば自然に流れ、切ればそれきり。そこには何らの緊張関係もない。

言葉の源泉であるコミュニケーションも論理思考もない。基本はゲハゲハ笑かすのが価値であり、ニュースにBGMを被せたりして、情緒演出だけに懸命。「話を易しくする」のがサービスだと誤認している。

そもそも、「字幕」の誤字脱字は目を覆わんばかりにひどい。(ADの言語能力)

まぁ、所詮は大人のモンダイなんですよね。
こんな文化崩壊のただ中で、どうして子供の漢字力が育つでしょうか。

それにしても、「支持」を「指持」と書く。
これとて、みんなで書けば誤字とは言えなくなるでしょうねえ。
長生きはしたくないもんじゃのう。

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