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2008/05/24 土

目国内岳

ニセコの奥の座に初進出(というほどでもないけど…)しました。
新見峠のちょっと蘭越寄りに駐車場があります。赤い屋根はトイレ。
タケノコのハイシーズンには大変混み合うそうですが、まだクルマはそこそこです。

駐車場に直結ではなく、そこからちょっと下ったところに登山口があります。「入山届け、ないね~」と言いつつ入山。北海道のこのくらいの山は、決まってポストがあってノートに記帳できるようになっているのですが…。

カタクリやキクザキイチゲ、黄色いスミレなどの花が見られる登山道。
今はときどき雪解け水が流れていますが、整備されていて、合ごとに看板が吊されています。ちょうど五合目が前目国内岳でした。

45分ほどでその前目国内岳(980.4m)。なだらかな頂上から見た目国内岳です。


初モノ♪
道中はクマザサとシラカンバの原。まだところどころに雪が残っていて、タケノコにはちょっと早いようです。道ばた、もしくは登山道にちっこいのがちょこちょこと顔を出していました。

975m付近にある「岩の門」。カメラ持ってる登山者全員が写真を撮ると思います(笑)。

1,000mを越えると雪渓が目立ち始めます。再び雪渓を行く私(たち)。
膝なんですが、雪渓歩きはやっぱりキマスね~。今回はテーピング(といってもキネシオ)をして行ったのですが、雪渓はいけません。締まり雪を踏みしめるのは楽しいんですけどね。

さあ、ハイマツ原歩きが山頂直下になるといきなり岩登りになります。岩同士がたまたまビミョウなバランスを保っているだけに見える登山道。「いま、地震来ないでね…」と祈りながら歩を進めます。

目国内岳(1,220m)です。岩の隙間に、標識が突き立てられています。最高所は右側の岩の上。これもビミョウなバランスだし、怖くてその上に立つことはできませんでした。(触っては来ました)

岩内岳への縦走路の方に三角点(四国内;三等)があるようなのですが、見忘れました。改めて調べてみると、前目国(五国内;三等)にもあったみたい。しまった。
そういう場所ですから眺望もよいですね。春ガスミっぽくガスっていますが、写真は岩内岳。このほか西に雷電岳、東に白樺、シャクナゲ、チセなどの各山が見渡せます。

ピークまで2時間、下り1時間50分の山歩き、なかなか楽しかったです。
ちなみに「メクンナイ」の語源は「暗い川」という説もありつつ、不明のようです。

さて、登山口に戻って見ると、行きにはなかった入山届けポストがちゃんとある。あれ??
なーんだ、登山口、2つあったんだね。なんてよく考えもせず帰ったのですが、後で写真を見るとどうも様子がおかしい。看板類は明らかに違うのに、道の形は同じ(2番目の写真とくらべてみてください)。こりゃ狐につままれたかな…と思っていたら、カミさんが「入山する時、賑やかなアナウンスを流すクルマが通ったっしょ。あれが設置して行ったんじゃない?」と指摘。
なーるほど! 言ってみりゃ今日が山開きだったのかもね。

昼は、超定番のニセコカリー小屋さん。
シーフードのリニューアルが相成ったそうで、さっそくいただきます。カニなどがごろごろ入っています。サスガに旨かったです。ちと(いや、かなり)お高いのですが…(^^;)。

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Comments

このゴツゴツした山頂は冬も岩肌が出てて、その岩肌をめざして縦走するんですよ。斜面的にはきつくないので今度は是非冬に行きましょう。
行こう行こう~。
ササの大斜面に大きなシュプールが見えたよ(笑)。

hiroshiも行くよっ。
メンコクナイやまか?と思ったらメクンナイですか~。
↑いよっ、座布団1枚!

あの大岩は冬でも隠れないよねー。
縦走良さそうだね、確かにあの周辺の山々は急傾斜が無いし、笹だらけだし、滑るには良さそうだねぇ、っていいながら眺めて来たんだー。

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