<< ルールのビミョウさについて | main | カメラ購入 >>

2009/09/06 日

札幌近郊人気の山

今年はなんだか再登シリーズみたいになっているけど、またまた2度目の山・札幌岳(1,293.8m)に登って来た。
もっとも前回登った時はまだ雪渓の残る6月だったので、夏道をフツーに辿るのは初。

今回も早めにってことで、豊平峡温泉の奥にある登山口に着いたのが7:40頃。それでも既に10台あまりのクルマが止まっていた。

小屋の中にある入山届けに名前を記入して出発。

ほどなく、台風高原と呼ばれる地帯にさしかかる。聞けば洞爺丸台風の時(1954年)に木々がなぎ倒されたことに由来するという。今はトド松が整然と立ち並んでおり、北海道ではむしろ珍しい風景である。

よく踏まれている歩きやすい登山道を1時間半ほど歩くと北海学園大学の冷水小屋に行き当たる。今日の「本番」はここから。約30分ほどではあるが急登が続き、足に来る。標高を稼ぐにつれて木々の間の眺望がよくなり、次第に紅葉(まだごく一部だけど)が目を楽しませてくれる。

10:35、ピーク着。約2時間40分。前回の記録を見ると3時間とあるので(雪渓歩きも含めてだけど)、着実に足も早くなっているモヨウ。

と言いつつ途中で年輩の男性2人連れと若いカップルにすごい勢いで追い抜かれたが…(^^;)。

空いているスペースに腰を下ろして、昼食。
今シーズンはピークでの“調理”が通例になっているんだけど、今回は王道・ライスカレー(ライスはα米、カレーはCOOPのビーフカレー)。王道だけあってこれがまた滅法旨いんである。

周囲の人の話を聞くともなしに聞いていると、北海道の山をずいぶんあちこち登っているような人が“札幌岳、今年はもう4回目”とか言っている。アクセスがよく、短すぎも長すぎもせず、変化に富んでいて、ピークの眺望もいいとくれば人気も出ようってことなんだろうな、きっと。

その眺望、今日は札幌方面はよく見えるんだけど、反対側の羊蹄や無意根山、空沼岳方面は雲がかかっていてよく見えず。

約1時間のんびりした後、来た道を戻る。

13:50、駐車場帰着、下りは約2時間であった。


*
ちと面白かったのは、前回(上)と今回のGPSトラックログの違い。
前回はeTrex LEGENDという初期型を使っていた。電波を捉えにくい林間の登山道なせいもあるんだけど、ガキガキに飛びまくり(笑)。
今使っているのはeTrex LEGEND HCx、感度の違いは一目瞭然ですな。(まあ、それでも誤差はあるけど)





過去の札幌岳
2006/6/3

Trackback URL


Comments

HCxは林の中でも全然落ちないですよねぇ。

Comment form