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2010/06/29 火

お年頃

なんつーか、こういう話題が気になるお年頃ってことで…(´Д`;)。
某メガマーチャンダイジングブックストアで新書の売れ筋陳列台を眺めていて、ふと目が止まった。


老後に本当はいくら必要か (祥伝社新書192) (祥伝社新書 192)
老後に本当はいくら必要か」 津田倫男 (祥伝社新書192)


実際このタイトルに何を期待したのかというとよくわからないんだけど、「これとこれとこれが必要になるので考えておいた方がいい」というリストを作る助けになると思ったのかも知れない。

開いてみるとこれは主に投資のススメで、そのオソロシサとともに三分法・四分法といったまァ、無難なやり方がいいヨ、と説く本なのである。著者の持論らしき熟年起業のススメや人生綴り方読本的なけっこう鼻白む部分もある。人生中庸よ、という仏教的なお説教もある。

知りたいようなことは199ページからの数ページに書いてあった。ゼロか。2億円か。800万円か…。

結局社会の状況(政権とか年金とかね)も、少子高齢化の影響も、国際情勢もこの先どこへ転ぶかわからない。先のことをちまちま心配していてもしょうがない、というあたりが結論のようである。

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