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2005/07/15 金

お役所エクスプロール!前編

札幌に越して来てから1年半。
間もなく車検でもあるし、いよいよクルマのナンバー変更を思い立つ。

こちらの方もひと足先に思い立ったようだが、別に真似っこしたわけではない。
(この方には北海道移住も先を越されてるんだよな~(笑))

*
ナンバーの変更(移転登録)には、次の書類を持って陸運支局に行かなければならない。

  • 車検証 …自分
  • 自賠責保険証書 …自分
  • 実印と自分の印鑑証明書 …自分

  • 自動車保管場所証明書(車庫証明) …警察署

  • 移転登録申請書 …陸運支局
  • 手数料納付書 …陸運支局
  • 自動車税・自動車取得税申告書 …陸運支局

見ただけで眩暈がする(^^;)。
だがしかし、オレの場合はクルマの名義がディーラーのままなので(ローンで買ったため)、このほか次の書類も必要になる。

  • 前所有者(ディーラー)からの譲渡証明書
  • ディーラーの印鑑証明書
  • 名義変更委任状

まずは書類を揃えねばならない。
陸運支局で手に入るものは行ってからの話として、それ以外のものの手配を始めた。
前編のポイントは、次の3つである。

(1)ディーラーに頼んで、書類を郵送してもらう。
(2)所轄の警察署へ行き、申請書類を貰って記入する。(印紙代2,200円が必要)
(3)何ごともなければ2日後にまた出頭し、証明書をもらう。(保管場所ステッカー代550円が必要)
(1)ディーラーに頼んで、書類を郵送してもらう。

Webでいろんな虎の巻を見ていると、「ディーラーに電話すれば送ってくれるよ」的なことが書いてあるのだが、いざ電話してみると、まずこっちから書類を送り、引き換えに必要書類を送ってくれる、という段取りが必要だという。(その某スバルだけかも知れないけど)

こっちで用意しなければならないのは、

  • 印鑑証明書
  • (移転登録申請の)委任状
  • 住民票
  • 当年度分の納税証明書のコピー
  • 車検証のコピー

おいおい、これだけでもじゅうぶん手間じゃん…。
住民票は、「使用者の住所を旧住所からつなげるために」必要なんだそうだ。
委任状は、何のためなんだろうか…?

ともかく、まず区役所だ。
住民票は問題ないのだが、印鑑登録をしたか思い出せない。カードも見つからない。
窓口に行って申請書を前にすると、「あ~、家のあそこにあったかも?」という気がして来て、取り敢えず申請せずに家に戻ることにする。家を探したが、やっぱりない(^^;)。

区役所にとって返して、まず印鑑登録だ。
ところが、申請書の隣に置いてあった「新しく印鑑登録される方へ」という注意書きを見て愕然とする。
「お急ぎの方は、2種類の身分証明が必要」だって…。
うう、免許証しか持ってない…。
保険証を取りに、再び家に戻る。
後で思えば、クルマに無線従事者免許証があったっけな…あれでも平気なはずだが、後の祭り。

三たびとって返して、ようやく取得完了。
初めて印鑑登録するような顔をして申請書を出したら、結局以前に登録済みだった(^^;)…ま、登録証カードがないのでどっちみちしょうがないんだけど。

翌日、書類を揃え、ディーラーに向けて投函。


(2)所轄の警察署へ行き、申請書類を貰って記入する。

次は車庫証明だ。

必要な書類は3種類あるが、全部警察署でくれる。

その中の「保管場所使用承諾証明書」というのだけは、自分で用意できない。
これもWebでいろんな虎の巻を見ていると、「賃貸契約書があれば代替おっけー」的なことも書いてあるのだが、行ってみたらチト違うことを言われた。
「賃貸の場合は、管理組合等にこの承諾証明書を書いてもらうか、賃貸契約書で構わないかどうかの確認が必要です。書類を作成するのにお金を取るところもあって、トラブルのもとになるから…」とのことであった。

その場で記入できないことがわかったので、書類だけもらって、いったんマンションに帰る。
管理棟を覗くが管理人さんはいないので、今日の提出は諦め。

夜。
自分で書ける部分をカキカキ。ハンコは認印でおっけーだ。

翌朝。
管理人さんのところへ行って切り出す。
「車庫証明取りたいんですけど、ここで手続きする事は、別にないですよねぇ?」
このビミョーな言い方は、お金の話とかになったらイヤなので、ごまかして賃貸契約書で済まそうという魂胆である。
でも案ずるより何とやらで、「ああ、警察の書類あったらここで書いてやるよっ」と簡単な話であった。
住所と管理組合名、組合印などのハンコを押して「残りの部分は上手に書いてね」とのこと。やれやれ。

書類を持って再度警察へ。
内容はおっけーだったので、「手数料2,200円です、ここに印紙を貼ってください」と言われる。
「あ、すいません印紙はどこで買えますか?」と聞くと、「(の席)です」…うーん。

「明日審査がありますので、明後日550円持って(ステッカー代だ)来てくださいね~。連絡は行きません…何もなければ」
ということで第2段階終了。


(3)何ごともなければ2日後にまた出頭し、証明書をもらう。

窓口でおっけーだったんだから、普通何もないだろ、こういうのって…。
と思っていたら、午後になって警察から電話。

「あの~、(住所地「発寒」の)寒の字が間違っているので、審査に回せないんです。」と言いやがる。
なんだと?!? オレ様を誰だと思ってるんだ!(申請に見えられたHYさんとしか思っていないとは思うが)

聞けば、オレの書き癖なんだけど、「寒」の字のボッコが1本多かったり、出るべき横棒が出ていなかったりしており、「違う字である」との主張である。
「間違いってことはないんじゃないですか? 筆跡のモンダイでしょ?」
と食い下がってもラチはあかない。
ちっ。
なんだよ~。
それでどっか別の住所に見えるとか誤解が生じるんなら百歩も譲るが、どう見たって「寒」じゃねーかよ! だから警察って嫌いなんだよ。
と心の中で悪態をつきつつも、国家権力にはしょせん逆らえない。

仕事の隙間を縫うようにまた警察へ赴き、書類を戻してもらい(電話では「書類は戻せないのでもう一度書いてもらう」と言っていたが、この辺は最小限の融通を利かせてくれたらしい)、「寒」の字を14カ所直して訂正印を12カ所つき、残り2カ所は管理組合のページなので、管理人さんに再び頭を下げて管理組合のハンコをついてもらい、3度目の警察である。

書類を出すと、窓口のおねーさんが「すいませんねぇ、先ほどは気づかなくて…」といいながら受理となった。
何がだよ…普通に気づかないものをほじくって書き直させるほどの間違いだろうか? 大なる疑問である。

で、翌々日。
また警察の窓口に赴き、名前を言って証明書を受け取る。
クルマの後ろとかにつける証明ステッカーも、550円と引き換えにもらう。

例のWeb虎の巻関係では、申請から発行まで4日とか1週間とか書いてあるが、中1日は思いのほか早かった。
札幌特有なのか? それとも近ごろは早くなったのか?

まあどうでもよいけど、前後4回も、大好きな警察に行ってしまった…。orz

区役所3回、警察4回。
この調子だと、先が思いやられるな…。

後編に続く。

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Comments

苗字を杉山から「木久」山にされるよりマシ。

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