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2005/07/23 土

花園リゾート着工へ

後志管内倶知安町のひらふ地区でスキー場の買収などを進める豪州系企業「日本ハーモニー・リゾート」(東京)は、同地区で二○○六年から十五年計画で大規模リゾート施設を建設する方針を決め、二十二日、道に開発許可の申請を行った。総工費は約五百億円で、地元などから約千人の雇用も予定している。
計画によると、建設地はニセコアンヌプリ(一、三○八メートル)の一角にある花園スキー場のふもと(同町岩尾別)で、面積は約三十一ヘクタール。全体イメージはスキー場を核とする世界的なリゾート地のカナダ・ウィスラーをモデルとし、分譲方式を中心に調理設備や家具を備えたコンドミニアム型施設と一戸建ての宿泊施設を建設する。いずれも棟数は未定だが、部屋数は総計二千室を予定し、二一年までに完成させる。

北海道新聞 経済

ちなみに「五百億円」は、完成したコンドミニアムを順次売却して調達するという。

本来盛り上がるべきかも知れないが…いろんな意味で不安にかられるニュースだなぁ。

  • ニセコエリアの経済バランスは?
  • 花園の遊戯バリューがそんなにあるのか?(初心者向けリフトが新設されるらしいが)
  • 豪州の好況(≒ハ社の投資意欲)はこの先も安定し続けるのか?

ニセコの「発展」は何のため?という疑問がふと湧いてしまいます。

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Comments

うーん、本当に不安要素いっぱいだなあ。
今のままが一番いいよーなきもしますが・・・
「今のまま」だと、ジリ貧なんだろーね…(表現は悪いが)。
競争率が下がる分にはそれでもいいんだけど、リフトが動かーん(^^;)。
花園の持ち主はもう変わっているのだから、(新しい持ち主が具体的に動き出す前だった)今のままでいられるはずはないが・・・
今度のオーナーがイメージするビジネスモデルは他のサイトで見たんだけど,ウィスラー&ブラッコムのやり方(コンドミニアムの販売益を次期工事費用に当てていくやり方)をモデルとしてるとのこと。

ハーモニーリゾートのHP見てると,彼らが示したいニセコのイメージがわかりやすく表現されてるよ。俺はウィスラーに3年連続で行った事があるが,ニセコ山頂からの景色や滑走コースはウィスラーよりも何十倍も魅力的だと思う。パウダーに当たる確率もニセコの方が全然高い。(これは気候が関係してるから)個人的にはそう思います。

http://www.skihanazono.com/index.html
私は、以前ウィスラーに住んでいたんですが、驚いたことに、同僚たち(カナディアン)はみんなニセコのことを知っていました。ニセコの雪質は素晴らしいといううわさはカナダにも広まっているのです!!!私は、ニセコが世界的スキーリゾートになれると思います。私の大好きなウィスラーが、ニセコに現れるなんて夢のようです。
雪質だけで世界的になれるならいいけど、オペレーションやステイなどにも魅力がないと。しかも全山規模の。
それ以前に、世界的になる必要はあるのかどうか。

*
しかし、なぜこのエントリだけ見知らぬ人からコメントがつくのだろう?(^^;)
それだけ注目されているってことですね。

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