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2008/06/09 月

謎の?山花

昨日、黄金山で撮った花の写真なんだけど。

撮った時には、「これはエゾノレイジンソウだ、毒草だ、毒」と思って嬉々としたんだけど(シロウト丸出し)、カミさんは違うんでないかという。帰って図鑑を見たら、なるほど全然違った。

ではなんだべ。
これが意外と難物で、特徴ある花だけにいくつか似たのがあり、どれがどれだかチト迷う。
画像検索してみても混同しているサイトがいくつかあるし、例のただ乗りさんでもちょうど同じことを言っていた。
あらためて、図鑑を拝借してよく見比べてみた。

カミさんの見立てはワニグチソウ。そのコメントにはtetonちんがアマドコロに言及しており、これも確かに似ている。

調べてみると、アマドコロはエゾノレイジンソウと同様に、一本の茎に連なって咲くようである。
ワニグチソウもどうやらそんな感じで、それに口の形がもうちょっと複雑なようにも思える。葉も、花を護るようなのが生えている。どうも違うんでないか。
このほかナルコユリとか、ヒメイズイというのもあるが、花や葉の形が違う。

で、数ページめくってみると、あったあった、これじゃないか? ホウチャクソウである。
「花は枝端に1~3個つき、下垂する。」とある。

やっぱ毒だ、毒草だ。

若芽の頃は、オオアマドコロや、通称アズキナのユキザサに似ているという。
アズキナなんかは実にうまい山菜なので、注意が必要である。

(2008/6/10追記)

実はエゾノレイジンソウも撮っていた。(同じ日)
花(じゃなくて萼らしい)がまだ未成熟な感じだが、なにせ全然違う(笑)。
これも葉っぱがヨモギなどと似ているのよね~。

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ふむふむ。

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