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2010/02/13 土

[19] 目国内岳 -11℃ ハレ

ある意味、「THE DAY」だった…。
BC友のHsがニセコに来ているので、例によってお誘い合わせの上ヤマへ行くことになった。

前日の各種レポートによると雪のようすがよろしくないようなので、あまり急斜面のないマッタリツアー系ということで目国内岳(1,202.3m)を選択。

弱い冬型で等圧線真ッ縦、「札幌雪」の気圧配置。その目算の通り倶知安は晴れだが、出雲のあたりで-24℃(7:30頃、車載温度計)を観測(^^;)。

入山口の新見温泉から9:15頃スタート。札幌発だとどうしてもこのくらいの時間になっちゃう。

天候は絶佳。はるか目国内岳のピークがクッキリと見えている。

先行パーティがいるようで、明瞭なトレースがついている。辿っていくと、ワシらの計画とほぼドンピシャ(てゆーかスタンダードなルートなんだろうな)なので、びっっしり使わせてもらう。

新雪深さが3~40cmほどあり、このトレースがあるのとないのとでは大違い。大感謝です。

862のポコを越え、平原を過ぎ、ピーク直下の斜面にとりついたところで、タイムリミットと思い定めていた12:30になったので、ここで切り上げ。
一番オイシイ斜面を目の前にして引き返すのもナンだがしょうがない。この頃になるとけっこうガスって、雪も降り始めたし。

先行パーティはスキーヤー5人さんで、中腹を登って行くのが見えた。あと1時間くらい余裕があったら上まで行けたかなぁ。

昼食(もちろん阿武茶のパン)を食ううちに降りてきた彼らの後を追うように降下。

雪はスネ程度と決して深くはないのだが、新雪がそのまま沈降したといった趣の、密度感のあるマターリメロウ系。林間をスピードコントロールしながら滑るのがたいへん楽しかったのである。


さて、トロケール山行を楽しんだあとは新見温泉(初)でひとっ風呂。

豊富な湯量とほっこりあったまるお湯もよかったが、湯上がりにお茶(滋味満点のお漬物つき)のサービスまである。

しかも。

お茶が飲めただけでも望外なのに、芋団子汁まで振る舞ってくれるのである。

これがまためったやたらに旨い。
日帰り入浴500円(さらに湯めぐりパス使用可能)の範囲を遙かに越える内容。

噂に名高い名物女将さんの素敵なお姿も拝見することができたし、新見温泉凄い。感動する。(いつか泊まってみたい)

そして感動の「THE DAY」はまだ終わらない。

これまた、なにを食べても旨い、そして(多人数が捌けないため)予約が取りにくいと噂に名高い「千鳥」さんへ、ようやく伺うことができた。

2名なら…ということで予約をさせてもらった(同宿の友人UCには申し訳なかった)んだけど、別宿のHsとメールのやりとりをしていると、たまたま夕食難民になっているようす。千鳥さんにムリをお願いして3人で伺うことになった。

熱したグレープシードオイルをじゅわっと掛けたサラダだの、真鯛のカルパッチョだの、赤井川ポークのロースト(写真)だの、海の幸テンコ盛りのヌタ(和風もあるのだ)だの…全部は書けないけど、どのお皿も絶品の数々。(しかも、こんだけいいものをたくさん飲み食いしてこの値段…札幌や東京じゃあり得ないだろうな)

会話も楽しかったし、実に素敵なひとときを過ごさせてもらったのであった。

Hsと別れて宿へ戻り、UC・山崎さんらと二次会。これまた楽しいひとときで、ちとビールを飲み過ごしてしまった(^^;)。

山に温泉に美味しい食事に仲間との会話に…どれを取ってもカンペキな一日なのであった。

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Comments

掲示板のほうにもありがとうございます。
いつもひとりで書いてて寂しいのでありがたかったです(^^;
良いお山だったようで何よりですね♪
新見温泉は、亡き父がまいとしのように、湯治にでかけていました。
行ったことはないのになんか懐かしい名前・・
>管理人様
もっと書きたいんだけど、なかなかねぇ(笑)。
管理人さんも頑張ってください。

>ハハハさんってハハかなぁ…。
亡き父って爺ちゃんかなぁ…。

とするとあの鄙びた感じはぴったりですね。女将に惚れてたりして(笑)(時代が違うっつの)。
しかしどうやって行ってたんだろう?

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