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2005/01/25 火

アイポダーズ・アー・ゴー!

iPodが大ブレークしている…ようだ。
ニポンのカデンメーカーその他から、競合商品も雨後のタケノコよろしく続々と出ているが、個人的には、機能のこなれ具合やプロダクトデザイン、所有体験そのものも含め、まったく相手にならないと思う。
なにより、iTunesがミュージックセンターとして非常に優れているのが大きい(らしい)。

※知ったようなことを書いているが、奥さんはユーザーだが、私はそれを肩越しに覗いたことがある程度に過ぎないのは内緒だ(^^;)。
※もっとも、ハードはそのうちどこのでも選べるようになるかも知れない。

だがしかし。
“ディスク”や“ジャケット”を不要にし、従来の音楽ビジネスモデルを過去のものにした…iPodの時代的ポジションはその辺だ程度に思っていたのだが、識者が語るところによると、話はそれだけではないようだ。
それをPod Casting(ポッドキャスティング)、と呼ぶそうな。
mp3をミュージックセンターを介して標準としたことは、音楽配信だけではなく、音声の配信を可能にしたということだ。そして更新情報をRSSで知らせることにより、そこに新しい音声“放送”媒体が生まれる。事実、音声情報の集積=「インターネットラジオ局」が次々と出現しているという。

※こういう点に気づくかどうかがトレンドセッターの資質なんだが…つくづく私にはないなぁ。
※「トレンドセッター」を「ギャンブラー」に置き換えても可。

以上は、日刊デジクリの神田敏晶氏のコラムからの受け売りである。
氏は、BLOG、SNSに次いで来る波はこれだ、という。

DJだのラジオだのといった既成メディアの枠内だったら、大して面白くはならないと思う。(お仕着せメディアの「TV」がもう終焉を迎えているのを見ればわかる)
音声(映像もだが)は視聴する間、ユーザーの時間を拘束するといううらみもある。(なので私自身はPod Castingと言われても個人的興味はわかない)
でも、何らかの殺しワザ(例えば双方向性=BLOGのトラックバックのような)がそこに潜んでいれば、氏の言うようにブレイクする可能性はあるかも知れない。

誰か女子高生とかがそれを見つけ、めざとい奴が儲けをかっさらって行くことだろう。

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Comments

iTunesはCDのTOCを見てデータを取ってくるんだよ.音楽だけでなく写真も現在,リンクで持ってくる形になってきています.ご存知のPhotoBlogとか,それをひっぱてくるPhoto Fridayとか.写真展とかPhoto雑誌は過去のものになりつつあります.
映画やコンサートはすぐにはなくならないだろうし(選択、体験、共有といった要素があるので)、写真展もまだイケるのでは?
そういえば師の写真展が見たいなぁ?。オフシーズンの343で常設展とか、どう?(^^;

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