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2008/07/28 月

消費者心理

日曜(7/27)の道新朝刊にちょっと面白い記事が載っていたのでメモ。
主婦5人(「主婦ラボ」のメンバー、27~45歳)による、最近の家計支出に関する座談会である。下記、要旨を抜粋する。

  • 曲がったキュウリをもっとスーパーで扱ってほしい。
  • 肉もドンとまとめて買いたい。(3パック買うとトレーが三つも出る)
  • 商品減量で売価維持なんて小手先はやめて、きちっと売ってほしい。
  • レジ袋の販売収益を環境保護活動に」と有料にされても納得いかない。
  • 見切り品は片隅じゃなくて普通の商品の横に並べてほしい。
  • 「見切り品」じゃなくて「お宝」という表示はよかった。
  • 前はメーカー名にこだわってたけど、最近は価格の方が大事。
  • 旬の安いものをすごく活用するようになった。
  • 燃料代が上がっているので、子どもの送迎なども含め動線をすごーく考える。
  • ちょっとでもグラム単価が安いものを計算する。(買い物に時間がかかるようになった)
  • まとめ買いはポイント倍サービスの日に。1週間の買い物予定もつくっている。
  • 乾物はそんなに値段が変わっていない。ひじきや高野豆腐を手を変え品を変え使う。残り野菜のスープもやたら回数が増えた。
  • 工夫する自分が好きになってきた。

とりあえず素朴に思うのは、「環境が…」「地球温暖化が…」というお題目ではなかなか実感が湧かなかったところが、実際個々の家計に響いてくるとようやく行動が始まるのだなぁ、ということだ。

「賢い(敏感だ)なぁ」と思う半面、「今さら何を」の感もあるわけだが。

妙に形の揃った“きれいな”生鮮品や、過カロリー&お便利追求発ガン物質テンコ盛りグローサリー、過剰としか思えない石油製品包装などはある意味ユーザーニーズの結果だろうから、これを機に社会が適正なバランスを取り戻すといいと思う。

ま、手遅れだけどね。(←爆問太田氏風)


(2008/7/29追記)

類似メモをアップしますた。

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