2003/08/25 月

イッキに日本最高点到達!

本当はもう一カ所準備登行をしてからの予定だったんだけど、休日の取り方うんぬんの事情で、一気に挑戦することになりました、富士山(3,775.6m)。とにもかくにも日本最高峰。
「年間(というか7月と8月の2カ月間で)30万人登る」とか「婆さまも子供も誰でも登る」とかいろいろ言われているけども、延々と続く登りと下り、歩きにくい火山灰地、カミさんを襲う(^^;)高所障害などなど、10時間20分の山歩きはなかなか手強いものであった。
それでも山頂の噴火口の迫力や、雲がうんと近い日本一高い場所は凄かった! 大満足!

写真は、帰路の富士山スカイライン終点近くで撮った落日の風景。東京地方の予報は曇りだったけど、お天気にも恵まれてヨカッタ。

レポ

2003/08/23 土

今年も届いたぜ!

今年一番の暑さという本日、こんな便りも届きました。「Powder」誌、2003-2004シーズン第一号っす。
ふふふ。盛り上がって来るなあ。
(しかし今日は久々暑い! パソコンも暴走気味・・・(冷却ファンがウナっている))

2003/08/18 月

最高点更新

土曜は曇り予報だったのに雨がズレ込む。日曜は曇り予報だったのに雨がズレ込む。ってな具合で晴れ間が一向に見えないのに業を煮やし、月曜にヤマ行きを決行した…仕事をブッチして(笑)。

今回の目標は奥多摩の蕎麦粒(ソバツブ)山。標高1472.9m、これまでの最高到達点である。経験がウスいと、ちょっとした標高で最高になるからよいね。
さて。歩き始めは時折雨がぱらついたり、ガスで視界が不安になったりしたけども、徐々に陽が差し、標高が上がるにつれ蒸し暑さも和らぐとなかなか快適な山行となった。さすがお盆明けの月曜だけあって、他の人の姿もまったくない。山頂からは近隣の山々が見渡せるということだったが、木立が立て込んでいて眺望はよくなかったのがちと残念だった。

*
ところで今回は新兵器が3つあった。
ひとつは、伸び縮み式のポール。やっぱあるとないとじゃ違うワ~。ブランド品の中では一番安いものだけど(mont-bell)、なかなかのスグレモノである。
ひとつは、飲用水関連。カスケードデザインの「プラティパス」というビニール袋で、栓にホースがくっついていてザックの外まで伸び、歩きながらでも飲める便利なもの。「水にビニール臭がつきにくい」というふれこみだが、新しいせいかやっぱ気になる。
そして!もうひとつは、ヤマの定番アイテム:SUUNTOベクター。高度計・気圧計なども一緒になった腕時計。誕生日前倒しプレゼントに買ってもらったのです。へへへ。

2003/08/13 水

五〇歳から再開した山歩き/99歳、モンブラン大滑降に挑む

五〇歳から再開した山歩き

99歳、モンブラン大滑降に挑む
五〇歳から再開した山歩き (本多勝一) 朝日新聞社
99歳、モンブラン大滑降に挑む (三浦敬三) 草思社

期せずして、同じ時期に「年齢シリーズ」を読むことになった。片や50歳、片や99歳。オレにもまだまだ遊ぶ時間はあるなぁ~と思うと、実に勇気づけられ、また楽しみにさせてくれる本である。

前者は、北海道にもゆかりの深い朝日新聞の人。山登りや山スキーをガンガンやりまくった紀行文である。
「五〇歳…山歩き」と言っても趣味的な中高年登山ではなく、中央アルプスが故郷というだけあって本格的な山行である。

後者はもちろん説明不要の山スキーの草分け。さぞ悠々自適の滑走自慢かと思いきや、「技術を指導…」「弱い人をリードしなければ…」という記述が随所に見える。本当に「現役」の人なのだ。実に凄い。あやかりたい。

ところで、本多氏は行政不信や社会の未熟さを論じ、バッサバッサと切って捨てる。その義憤には同感の部分も数多いが、近くにいたらちょっと窮屈すぎる人かも…。

また「99歳…」の方は、肝心の99歳時のバレーブランシュ滑走成功の記述はまったく出てこない(内容は80~95歳くらいまでの滑走記)。タイトルとしてインチキであろう。

2003/08/03 日

登山の運動生理学百科

登山の運動生理学百科
登山の運動生理学百科 (山本正嘉) 東京新聞出版局

「山歩きの際は普段の半分以下のペースで歩けばバテない」「水分は、できれば失った分だけ補充しなければならないが、その量は驚くほど多い」「山歩きに最良のトレーニングは山歩きである」「富士山でも、高山病による死者が年平均3人程度出る」といった山行の生理的メカニズムと対策(トレーニング法)などを、著者自身が被験者となって取った豊富なデータと平易な表現で説明してくれる、非常~にためになる本。

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