2006/01/12 木

ギタ-------(゚∀゚)-------!!

ギターのチューニングと言えば、相撲で言えば仕切り、仕事で言えば朝のコーヒー、スキーで言えばセンター4の待ち行列(意味不明)のようなものではないか?それを無くしてしまうなんて!!とびっくり仰天してしまったニュース。

レスポールに組み込む自動チューニング機構だとさ。

コンピューターとかセンサーとかモーターを組み込み、ボタンひとつでユーザーが設定した音程に弦を合わせてくれる装置。その名を「The Performer」という。(シーケンスソフトが組み込んであるのかと思ったよ)
6本の弦が同時にうにゅうにゅっ、っと引き伸ばされたり緩まったりしている様子を思い浮かべると、けっこうトリップできる。
インストレーション込みで3,400ドル、工期1カ月。お手持ちのギター(レスポール、ストラトキャスター、テレキャスターなど)、お任せください。

考えてみればスタジオワークで時間がもったいない時とか、面倒くさい人とか、耳に自信のない人とかにとっては正に夢のシステム。
それにオープンコードなどをメモっておけば、これまであり得なかったギターワークが実現されるかも知れない。

でもギターってさ、シンセギターも定着してないし、とてもプリミティブなもんだと思うんだよね。
こういう斬新なシステムがどれほど市場に受け入れられるのか、そういう意味で興味あり。

2006/01/03 火

初ポチはニポンの心で

ファイン・ザ・演歌 ショウ
正確にはポチしたのは昨年末なんだけど、久~しぶりにCDを買った。ファイン・ザ・演歌 ショウ
まだちゃんとは聴いてないけど、「天城越え」とか「東京砂漠」、「ラヴ・イズ・オーバー」、「越冬つばめ」、それに忘れちゃいけない「雪國」など、演歌の名曲が16曲入ったオムニバス版なんである。(いま盛んにTVCMが流れているやつ)

いやぁ、何たって演歌ですよう。
日本人は、もっと演歌を大事にしなくちゃね。
(アメリカ国とかの真似っこばっかじゃなくてね)

2005/10/13 木

アイポダーの蹉跌

新しいiPodが出たようです。
今度はビデオが150時間とか。
リリースを読むと、音楽はもとより「Podcast、写真、オーディオブック、ビデオ、TV番組…」と、どうやらiPod、メディアプレイの覇王を目指すというような大所高所に立っておるようですねぇ。
いや見事なもんです。

*
ま、それはともかく。
二週間ほど前、姪っこ相手にさんざ「iPodはいいぞー」と吹聴したところ、それが奏功したかどうか購入の決意を固めた様子であった。

そして先日、携帯にメールが入る。
「おじちゃん、デジタルオーディオ?何て呼べばいいかわかんなぃんだけどiPodみたぃの買った~~(>▽<)」
おお!そうかそうか。よしよし。え?いやちょっと待て、iPodみたぃのって何だ!?

よくよく聞いてみると、iriverの6GBモデルらしい。
(Yドバシで一番売れているらしい)

な…なんと…。
おいおい…。
お膝元から造反者を出してしまった気分…。oTZ
意味ねぇ…。

うーん、ガッカリを通り越して熱出そう…。

まー、オレもiPodを吹聴する割には、他のプレイヤーを知ってるわけでもないので、これを機会に研究しよう。
と思って、ひとまずiriverのサイトに行ってみた。

スタイルや操作性(好みはあるだろうが)、性能、ソフトはiPodと比べる気もしない。
(「ファームウェア・アップグレーダブル」なんて売りにすんなよ…)
リアルタイムMP3エンコ機能がついている(=録音機能がある?)ようだが、音質は期待できまい。
店で「MDからも録音できる!」と言われたらしいが…ああその意味するところは考えるだけでも冷や汗がでる…。

でも、FMラジオやボイレコなんていう機能がついている。
周辺環境をムシして、「単純にどれを選ぶ?」ったら、絶対あり得ない選択ではないような気もしてきた。
なんしろ未成年者の好みってナゾだし…。

ともあれおじちゃん、挫折感でいっぱいの秋の夕暮れなのでした。

2005/09/30 金

「完全」はあり得ない?

かなり面白い記事を読みましたよ。

Wired Newsの「完全にランダムなシャッフル再生は可能か」がそれです。

iPodを使ってびっくりしたり感心したりしたことは数あれど、中でも「1,000曲の楽曲をシャッフル再生して聴く」体験は、意表を突かれた驚きだった。
パソコンならともかく、クルマではせいぜいCD12枚くらいだったもんね。
人間、少ない選択肢を繰り返し迫られるとすぐ飽きるんだから。

ところがこのシャッフル再生、意外にシャッフルじゃないのは衆目の一致するところ。
その日のご機嫌に応じて、中島みゆきデーだったり、Yumingと矢野顕子ばっかが繰り返し登場したり、入っている曲数は少ないのに人間椅子が妙によくかかる、とか…(^^;)。

これはてっきり、アポーのソフト技術に問題があるに違いない!(もしくは、単なる思い違い?(^^;))と思っていたんだけど、この記事を読むと、どうもそうではないらしい。

話題は2つある。

  • 予測可能な方法で物事を処理するよう設計されているパソコンにとって、統計的にランダムである数字の連続を生成することは非常に難しい
  • 「プログラムは実際にランダム化している」が、「数学上の無作為と、われわれが直観的に期待する無作為とは、往々にして矛盾する」。

このため、実際に聴いていて完全なシャッフルには思えない、という。

これは非常に興味深い。

確かにコンピュータでは、真の乱数ではなく疑似乱数っていうのでお茶を濁している。というのは昔から言われてたけど、それを人間が眺めると、必ずどこかの時点でムラが出てくる。
いや待て。「真の乱数」という概念自体がムリなのかも知れないぞ?
と、そういうわけなのだな。

自然のしくみの面白さ。あるいは人間の無限の(あるいは、非常に限定的な)感覚能力というものを思わずにはおれません。

*
ところでiTunesの新しいバージョン(5)には、「スマートシャッフル」という機能が用意された。(あれ?前からあったわけじゃないよね?)
これは「同じアーティストの曲が続けてかかる度合い」を調節できるもの。
「ランダム」じゃなくて、人間が働きかけることでより自然な「ランダムさ」を作り出そうというのは、上の話を踏まえた逆転の発想なんでしょうな。

早速「より少なく」の最大値に設定してみたが…とくに変わった印象は受けません。orz

2005/09/30 金

時代の輝き

奥さんのリクエストにより、昔のビデオテープをDVDに変換中…。(例によってかなり骨が折れます(^^;))

15年以上前に奥さんがTV番組(ベストテンとかな)からとりためた「REBECCA」が、その主な内容。
当時はオレも聴いたけど、それほど入れ込んではいなかったし、映像も余り見た覚えがない。
このたびじっくり見てみると、うーーん、すげーカコイーじゃん!

映像は(メイクも(笑))さすがに古いし、NOKKOの歌も、とくにライブはかなり厳しい。
でも、今見ても十分パワフルで、ぐいぐい惹き込む魅力に溢れています。
本当に全力を出している人、って見応えあるんだなぁ。
(それに何たってドラムが巧いなぁ)
音楽がけっこうアタマの中を回っていて(ある面、辛い(笑))、ちょっとしたREBECCAブームが訪れ中になってしまった。

で、「人魚」辺り以来とんと目にしないNOKKOは今、どうしてるのかな?と気になったところ、ちゃんと元気しているらしいことが判明しました。

2005/09/08 木

デザインセンスの違い

新しいiPodが出ました。
カコイーのう。

対するSONYはこんなもんです。
ダサっっ
10数年前だったら、サイバーなんとかみたいな形容詞も生きていたのに…。

*
ところで、iPod nanoの登場にともない、iPod miniは生産終了だそうです。orz

まぁしょうがないか…。

2005/08/23 火

MOOG

MOOG
往年の名楽器「MOOG」シンセサイザーの発明者、ロバート・ムーグ氏が亡くなった。(朝日新聞)
71歳、脳腫瘍だったという。

2~3日前に、このDVDに対する「作品づくりへのお手本が見られる」みたいな雑誌評を見て、興味を抱いた矢先のことだった。
合掌。


※正しくは「モーグ」と発音するらしいんだけど、「ムーグ・シンセサイザー」っていうのが耳に馴染んじゃってるもんでねー。

2005/08/18 木

iTMS Jの「50円祭り」

8/18の未明から、ふつう1,500~2,000円とかするアルバム1枚が50円で買える怪現象?が発生しています。
RCサクセションとか由紀さおりとか数十のアルバムが対象になっており、主に東芝EMIの商品のようです。


(18:48追記、2005/8/19修正)

50円祭りは結局、夕方夜半まで続いたようです。
人為的なミス説とばっくれプロモーション説が流れています。
まぁ、きっと…ミスでしょう。
何事もなかったように終息して、好事系メディアでも事故等の報道は見当たらない…まさかプロモーションだったのか…?(^^;)


(8/19 13:44追記)

CNETは「エラー」と断定。

データベースにエラーが起きている点も、ユーザーに不安を与える要因になりうる。iTMSでは忌野清志郎などのアルバムの一部が50円で販売されるというエラーが起きていた

アップルを大歓迎する日本の音楽業界の謎 - CNET Japan


(8/23 20:08追記)

朝日は判断を保留。てゆーか報道おそすぎ(笑)。
アップルは「ノーコメント」。
東芝EMIは「風評は把握しているが価格は販売者に任せてある」。風評って…事実を確認していないなら怠慢だし、確認した上で風評とか言っているのだったらインチキですね。

一部のアルバムが通常価格の約30分の1の50円で販売された。破格の激安ぶりだが、価格設定を誤った可能性がある。アップル社は朝日新聞記者の取材に「この件ではコメントしない」と回答している。

asahi.com: 激安?ミス?アルバムが50円 アップルの音楽配信 - ビジネス

2005/08/18 木

iTMS Jで買ってみた

オープンの熱が少し冷めたところで、iTMS Jでポチっとやってみました。
記念すべき初ポチは、尾崎亜美のアルバムでした(笑)。

この間にMoraやOnGen、BARKSといった配信サービスも覗いてみたんだけど、使用感はiTMSがダントツですね。

でもやっぱり「200円」が多い。
200円は全体の1割というけど、邦楽はほとんど200円なのでは?つーくらいの感覚があります。
あと「アルバムまとめ売り」も多い。
これはよくないね。「この曲欲しいけどアルバム全部は要らないや」っていうラインにいるユーザーは結構多いのではないか。アーチストの哲学もあるのかも知れないけど(なさそうだけど)、「10曲1,500円」より「1曲150円」の方がビジネスチャンスが大きいのは明らかでしょう。
「200円」と「アルバムのみ」は当面ボイコットしようと思います(笑)。

邦楽タイトルは少ないなぁ。
SMEってやっぱ強いんだよなぁ。
欲しいのに入っていないアーチスト/曲をリストアップしてみると、かなりの確率でSMEでした。
自分がこんなにソニーに依存していたとは…。orz

いっぽうソニーはオリコンとは手を結んだらしく、抵抗勢力として手を緩めていないようですね。
レンタルCDと携帯(着うた)の文化があり(iPod+Mac文化への抵抗感もあるかも)、メーカーや著作権乞食が乱立する日本ではおいそれとは勝てない気もするが、頑張って欲しいっすね。
なんたってユーザーにとって優れたサービスだからね。

システム的には、まだデータベースが未整備のようですね。
曲名リストで「すべて」を選んでも1つのアルバムしか出なかったり。
アーチスト名なども混乱しています。

バグが発端という松崎しげる祭り(iTMS=iTunesMatsuzakiShigeru説にはワラタ)とか、アルバム50円祭りとかがあったり、オペレーションもまだこなれていないようす(いまだに50円のがあるから、やっぱり戦略価格かも知れないが)。

あ、あとiTMSのURLへのリンク機能が提供されているんだけど、Operaからはジャンプできません。
なんでじゃ。けっこう残念です。

*
しかし。
買い始めてみると、かなりセーブしているのに、あ、これも、お、これも…って感じで、あっという間に3,750円(25曲)。
キケンだわ~(^^;)。

2005/08/09 火

iTMS J、開始4日で100万曲売る

…と、米アップル社が発表した。
「日本最大」だったMoraの販売数が月間約45万曲というから、大手ベンダーが揃っていないし邦楽の割合がかなり少ないにも関わらず、開店ご祝儀や松崎しげる祭り(笑)もあったとは言え、日本市場でも大いに歓迎されたのは間違いなさそう。

今後本当にビッグビジネスになれるかどうかは、その大手ベンダー(とくにSME)の参加いかんに関わってくるだろう。

オープンの後報じられたところでは、ビクターがほどなく参加の由(細かい契約などが、オープンまでに間に合わなかっただけだという)。(日経産業新聞8/5)
一方ソニー陣営は、「秋にもiTunes+iPodと同内容のビジネスモデルで事業強化策を打ち出す」と伝えられる。
いずれ参加するだろうと思っていたけど、ちと微妙かなぁ。
ソニーってのは、どうしてもそういう企業文化なんだろうね…。

*
あとはナンだな、価格がもっとこなれる(「200円」が限りなく少なくなる)といいなぁー。

と言っている私は、まだ1曲も買っていません(^^;)。
(もちろん買いますけどね)
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