2006/05/21 日

[36]滑り納め


5月21日まで滑るなんてたぶん生まれて初めてだと思うけど、滑り納めにニセコへ行って来た。スキー場はクローズなので、裏からアンヌプリに登ろうという魂胆。天気は絶好である。

さて五色温泉に着いてみてびっくり。西側はご覧のように雪が繋がってないじゃんか! 表側(上部)や北側はまだ繋がってるのに、アテが外れたなぁ…。
西の方が雪多いべ?と単純に思ってたんだけど、風上側は薄いってことなのかなぁ。
ま、ぼやいてもしょうがないので、行けるところまで。

右側の白い斜面を登り切ったところで雪が切れた。竹ヤブを隔ててすぐ登山道だったので、往生際悪く板を背負って少し歩く。南側の稜線に出るとピーク直下まで雪がついているのが見えたが、足下からいわゆるバックボウルに沿って大クラックが走っている。薄気味はよくないので、この時点でピークは諦めることにした。うーん、残念。宿題を残した気分。
斜面に座って昼飯を食おうと思ったところで、ツボ足の登山者さんが降りて来た。ピークは眺めがよかったと…ええそうでしょうともさ。ちょっと心が動いたけど、そろそろ昼だし、ブーツで登山はね。

というわけで写真中央のカール状の地形を名残惜しく滑り降りる。面ツルで気持ちよかったー。

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駐車場で帰り支度をしていると、どことなく見覚えのあるスノーボーダーがイワオ方面から降りてきた。大御所37ちんではないか! いやいや久しぶり。
今シーズンは結局ご一緒できなかったけど、最後に会えてよかった。

37ちんご一行はこのあと駐車場でBBQ大会だそうな。うぉっ、いいアイディアだな~。いつか真似したい。
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2006/05/14 日

(35)ラストグランヒラフ

朝、某プチアル姫の自宅付近を走行中、当のプチアル姫からヒラフに向かっているとメールが入った。いま塩谷らしい。「勝った」とも書いてあったらしい。負けたのか?(^^;) ま、追いつける距離ではないのでどうしようもない、現地で会ったら負け惜しみを言ってやろう(と思ったけど忘れた(笑))。

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ともあれ、ほぼいつも通り8:45頃着。グランヒラフ最終日(特別営業日)は、下はゴンドラのみなのでゴンドラ側駐車場です。
上がってみると、K3降り場は雪でした(笑)。ほどなく雨に変わったり、青空が出たり、昼にはまた雨模様になったりと目まぐるしい天気でしたが、雪は潤沢にあり(但しブレーキ系)、ラスト走を十分楽しんで来ました。

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昼は久しぶりにNiseko343にお邪魔したあと、いつものメンメンでようよう亭。ヒラフの締めです。もつろんギョーザです。いたく満足。
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2006/05/07 日

(34)疲れた…


エースヒル下から
フリココースを見下ろす。
土が出ています
GW4連休のうち3日目のグランヒラフです。
もつろんピーカンです。
ここ数日でだいぶ地面が出て来ましたが、引き続きシャバシャバ雪は楽しいです。

滑り込んでいるので、モモはかなり強靱になって来ました(笑)。一応最後までテレマーク姿勢はとれましたが、2壁から降りて(まだ十分降りれる雪量です)駐車場へ向かう時は足腰ガクガクでした。文字通り笑っちゃうほど。

さすがに疲れました。

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さて、おにぎり革命第二弾。昨夜米を研いだ時に塩を投入。仕上がりはなかなかでした。「まんべんなく仕上がる」「口当たりがまろやかになる」んだけど、ちょっと面白みがないかなぁ。

適量はどうやら、米二合に対し塩(ウチのは伯方の塩だったかな?)小さじ1杯程度のようです。
次回ちょっと、同じ量で混ぜ込むブァージョンをやってみたいと思います。

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朝、稲穂トンネル手前の電光板標識に「事故・片側通行」の文字が。ほ~珍しい!と思ったら、キャンピングカー(牽引式のやつ)が大破していました。うへ~~、高そう! お気の毒様です。
トンネル側壁にぶつかったらしい跡があったから、自損かなぁ。

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昼はいちむらさんでせいろ+小天丼。
冷たいそばが旨い季節になって来ました。
今日も帰路はずっとTシャツ1枚でした。

2006/05/06 土

(33)春のシャバ雪

グランヒラフです。
今日もほぼピーカン。まったり気持ちいい春スキー日和。

一部ギャップが大きくなっていて飛ばすと怖いし、ときどきフェイスショットが当たって…痛いです。
雪面に膝を擦ると、すぐびしょびしょになります。
K4からトラバースしてA4下の急斜が楽しかったのですが、転んで全身水びたしみたいになってしまいました。
なんしろ春のシャバ雪は愉快です。

3時間目カウントしたところで上がり。
昼食はカリー小屋。タイ風シーフード×10でした。

帰路はずっとTシャツ1枚でした。
いや、ズボンも穿いてたけど。

2006/05/04 木

(32)おにぎり革命

グランヒラフです。
ずっとピーカンなので気持ちが良くて良くて、まったりと2時間楽しみました。
まだ完全なシャリシャリではないけど、先週よりは板も走ったし。

馬の背は一気に地肌が出始めた。でも2壁の方はまだ安泰に見えます。

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ところで、おにぎりである。
滑りに行く時は大概早朝出発なので、クルマの中での朝食用におにぎりを握って持っていく。

子供の頃に親から受け継いだ通り、おにぎりは米を握って(具を入れて)、塩を振って、海苔を巻く、が当たり前だった。
でも、先日TVであるおにぎり屋さんの仕事を見ていて、本当に目からウロコがぽろりと落ちた。おにぎり屋さん、あらかじめ米全体に塩を混ぜ込んだあと、おもむろに握り始めたのである。

へぇー!

早速やってみた。これが滅法旨い。(塩分量をまだ把握していないので、今朝のはちょっとしょっぱかったけど(^^;))
米全体に塩味がまわっているので、米の甘味が引き立つ。具も旨く感じる。握る時の手間も軽減化される。

みんな知ってた?
もしまだだったら、お薦めですゾ。

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昼はようよう亭であさり釜飯。

2006/04/30 日

(31)BBQ日和


K4リフト上から。黄砂です。
天気のよいグランヒラフです。
気温が高いせいなのか、今日は板があまり走りません。楽しさはもう一つ。
でもこういう時にはしっかり乗る練習と体のタンレンになる。(と信じて)2時間弱、頑張りました。

7壁でギャップに蹴り上げられた時、膝をガッツリと板に打ちつけてしまいました。いて~。
膝のプロテクター、やっぱあった方がいいのかな…(^^;)。

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昼からは、いつものメンメンと一緒にバーベキュー。
トシ行くとともに、牛とか遺伝子の近い生き物はたくさんは食べられなくなる私(たち)ですが、また日帰りのためビールは飲めませんが(あり得ね~)、いろんなものを焼いたり食ったり笑ったり、楽しかったです。
会場のセッティングや買い出しをしてくれた皆様、ありがとう。

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追伸。
おがの一家はウワサ通りおもれかったです。

2006/04/23 日

[30]近場でヤッホー

今日は夕方からチト所用があるので、近場で簡単に。というわけで、札幌国際ゴンドラ経由で朝里岳(1,260.8m)に登って来ました。

実は私、これが札幌国際デビュー。
でもゲレンデには目もくれず、上を目指します(笑)。
ゴンドラ片道のチケット料金は1,200円。果たして高いか安いか…。

ゴンドラ山頂駅からだと1時間足らずなのでちょっと簡単すぎたけど、ちょうどピーカンの天候にも恵まれてすんげーーウマウマでした。

2006/04/22 土

(29)霧のパラダイス


雲海に浮かぶ花3山頂駅
グランヒラフです。
800mから上はガスがかかっています。時折薄くなったり濃くなったり。
でも雪質はザラメになりつつあり、板も滑るしなまら快適です。楽しいです。
K4まで上がると視界が開け、写真のようなダイナミックな光景が。
なんだかんだ調子に乗って3時間近く滑ってしまいました。

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ところで。
わたくし的に、今シーズンのグランヒラフ好感度No.1だったのは、場内アナウンス嬢の声なんです!!!

「ご来場のぉ、皆様にぃ、ご案内いたします」という、ちょっと語尾が伸びる感じのまったりした口調もよいのですが、その後に続くイギリス語のアナウンス。
「キング ナンバースリーリフト イザナウ、、、オープン。」(←やっぱカタカナだよね)などと言う時の「、、、」の間(ま)、がイイんですねー。んーもう、たみゃらん!!()
今シーズンは、この声を聞くためにグランヒラフに通っていたと言っても過言ではありません。

ところがですね。本日行ってみますと、肝腎のイギリス語の部分はむさ苦しい男の声になっていました。なんじゃそりゃぁ!
ユーザーサービスというものを、一体どう考えているのでしょうかA木さん!(笑)

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それはともかく、こういうシーズンになって来ますと、ゲンキンなものでテレマーカーは殆ど見かけません。山にでも行っているのでしょうか。
そんな中、ようやく発見したテレマーカーはナッシーでした(笑)。レッスン中だったようで、熱い滑りは見られませんでしたが…残念。

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今日は誰もいないしとっとと帰るべぇということでロンドにも寄らず、カリー小屋へ。久々に超3を頼んでみました。
か、、、カレー!(←ぉぃ)
近ごろ辛いものを食べつけていなかったので、胃がショックを起こして3発ほどしゃっくりを引き起こしてしまうほどでした。
でも旨かった。

シヤワセです。

2006/04/09 日

(28)みっちりゲレンデ

しばらくぶりに、グランヒラフでテレマーク。
3/4以来まとも滑っていないので、みっちりゲレンデ練習を、というテーマである。
みっちりという割には2時間ポッキリだったけど…(^^;)。

しばらくぶりなのでヘッピリ君かも、と思ったら、逆にモモ筋のもちがよい様子。ジャンボを中心にセンター/白樺、花3などを流しつつ、割と最後のほうまで面白く滑れた。

途中うっちょびと出合ったので少しだけご一緒。

また、ラス一本のジャンボ壁上で、「こんにちは」と声をかけられる。
南洋系の人がなぜ北海道でスキーを?しかもなぜオレらが知り合いなのだ!?と一瞬思ったら、顔が真っ黒に日焼けしたBUGさんだった(笑)。
昨日の羊蹄登りでさらに黒くなったという。
しかも、月末からのアウトドア仕事でさらに黒くなる予定という。
完全に国籍不明である。
「日本語、じょうずになりましたね!」と誉めてあげた。

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ちょろっとロンドにお邪魔したあと、昼は今季初のいちむらさん。
ことに君が「ニセコの猫の手(c)ことに君」をやっていた。
ねぎそばと小天丼で大満足して帰札。

2006/04/08 土

[27]イワオヌプリマンセー!


「この先30km/h制限」の雪原
イワオヌプリ(1,116m)に登って来ました。
里山でない初BCといったところか?

ひとことで言うと、素晴らすかったっ!!
ちょうど天気にも恵まれ、かといって暑いほどではなく、うっすらと降ったあとらしい一面の面ツルです。一面の面ツルですよ皆さん! いやぁ、雪山歩きっていいなぁ…。

クライミングサポートの悩みは、やはりヒールプレートの位置だったらしく、今日はまったく問題ナシ。要は、すげー足でかい人用のポジションにヒールプレートがついていたのだった。
なので登りもらくちん。気分もうきうき。快調に歩を稼ぐことができました。

しかし。
コトはただでは済まなかった。
中腹の陽当たりのよい辺りに、3cm厚さのスラブになっている地帯あり。表面がでろりと剥ける感じで、しかも下はザラメ状のクラスト。シールもエッジもききません。これは初体験な雪質でした。結構急斜面を斜行していたんだけど、前へ進めなくなり、キックターンも決死の状況でした。
何とか足場を作り、先行するパーティに倣って、板をザックにつけてツボ足直登することにしました。これも初体験でっす。第一、テレブーツってのは先端が柔いので、雪面に刺さりにくいですよ。

結構難儀しますが、この急登を越えればあとはピークまでひと足です。

ピークは結構強い北西風が吹いています。しかしぐるりと360°の眺望が開けました。素晴らすかった!(再掲載)
お隣のアンヌプリ、その向こうの羊蹄もクッキリです。

そういや今日も偶然、あのお方が羊蹄を登っているはず。
「cha--mp--!」 呼んでみました。いや、聞こえたに違いありません。今日は餃子のイメージです(意味不明)。

下りは面ツルを一気です。
最近ゲレンデ練習をしていないせいもあっていっそうヘタレですが、気持ちいかった。サイコーです。マンセーです。

iwao.jpg
アンヌプリピークから見たイワオヌプリ之図。
クリックで拡大。赤が登り。
やられました。
しっかり、雪山にハマりましたね。

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