3/19 [26] ワイスホルン 0℃ カゼ
2泊3日の中日に当たり、(ヤマ友Hsもいることだし)ヤマ行くことにした。
折しも気圧の谷が通過中、風が徐々に強くなるので午前中勝負とみて、短時間で登って降りられるワイスホルン(1,045.3m)を目標に設定。
折しも気圧の谷が通過中、風が徐々に強くなるので午前中勝負とみて、短時間で登って降りられるワイスホルン(1,045.3m)を目標に設定。
時々小雨がパラつく中、ワイスヒュッテの駐車場に到着。身繕いをして旧ゲレンデに出ると、上から降りてきたキャットのオペレーターさんが「上は風がすごく強くて旧第3リフトより上まで行けないよー」てなことを教えてくれる。(営業中のキャットの横を登っていくわけなので一瞬怒られるのかと思ったら、それは大丈夫だった)歩き出しはちょっと風が強いかなくらいだったんだけど、ほどなくゴーゴーと吹き始め、林の脇を縫うようにして歩く。
稜線上は確かに時々耐風姿勢が必要なほどだったので、疎林が切れる辺り(第3降り場からちょっと下)で登り終了。ここまで約1時間15分。「午前中勝負」には負けた、ってことですなぁ。
この頃には雲も切れ、青空が見えている。ワイスピークもきれいに望めるが、なんたって積雪が吹き飛ばされている。林の中は風もさほどではなかったので、しばし休憩、ヤマの景色は楽しめた。
さて、下り。風にもてあそばれるヨットみたいなもんで、しかも足元はターンしづらいモナカ雪。これはけっこうな苦行であった。
下りに30分、下へ着くと、ヒュッテの人が「吹っ飛ばされてるんじゃないかと心配したよー」と冗談交じりに声をかけてくれる。ご心配させて恐縮(^^;)。
都合2時間弱の山行であった。
まだ11:00前と早かったので、もうひと滑りするかということで花園に行くと、風のため花1の搬器がしまいこまれるところだった。花1が止まるなんて久しぶりに見たなぁ。
それならとゴンドラの駐車場に入り、ホリデーを1本。黄砂でも降ったか、「妖怪板つかみ」のご登場であった。昨日のラスト・パウダーが遠い過去のような雪質の激変である。
それでもK2を2本など、けっこうねばって遊んだ。
昼はカリー小屋さんでチキン10辛+ジャコカツ載せ。ことさらに旨かった。温泉はグランドホテル、夕食はつばらつばらさん。コテージ泊。
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が、今回はあった…!
一応10:00にピークゲートがオープンしたが、視界不良と風のためオレらは花3ゲートを順に奥へ奥へと攻め、それなりのパウダーを堪能。
花3Gを4本だか5本だか滑ったあと308で休憩。オージーたちは大挙して国外へ去ったらしく、これまで完全アウェー状態だったのがほぼホームに戻り、スタッフも暇そうだった。
新雪はほぼないけれども、コース脇などに積もっている雪質はよい。
キロロにつくと、いつも乗らないゴンドラに今日ばかりは飛び乗った。
Utがなだれ情報をチェックしてくれたのだが、山頂ゲートも9:30オープンの予定という。この降りならウラっかたはなかなかイイんでないかい?とちょっとワクっとする(笑)。
4番(藤原)ゲートは開くというので、トラバース。写真はオープン待つヒトビト。
また
登る以外のテーマは、ハイドレーションシステム(友人Ak言うところの「チューチューシステム」)。
9:00頃、チセヌプリスキー場の駐車場着。風雪がちょっと強い。リフト乗り場には、強風のため減速運転中、との看板もかかっている。
ヤマで食べる用に例によって阿武茶さんで昼のパンを買ったのだが、
今回同宿の友人Ut&Cbと宿泊先のMetzaに落ち着き、しばしマターリとした後、夕食は予約しておいた唐火七さん。
こんな感じ。あまりにも意外なパラダイスが広がっていた。
ラッセルや、沢越え時にはプチ登り返しもあるが、山歩きの楽しいこと。リフトアクセスでこのツアー気分はなかなかええですわー。
フリコを一本、次いでモンキーから花1へ。ザクったりカリったり、レジェンドはコブだったり、まぁ大して楽しくはない(笑)。
ニセコへ来たらやっぱり〆はカリー小屋さん。
ビーコンチェックなどを済ませ、9:00登行開始。前日くらいのものらしいトレース痕が残っているので、ラッセルも特に大変ではない。
途中、4人の山スキーヤーパーティと行き合ったり、さすがに稜線から風が強くなってサングラスを鼻水まみれにさせたり(^^;)、ややシャリばてを起こしてしまったり(朝飯をもうちょっとしっかり食わなきゃ。と、やはり水をもっと持って来よう)、急斜面でのジグに慣れていないらしいHtの「私もう、ここで待ってよぉーかなぁー><」と泣きが入ったり(ピーク直下の急斜面では、今日のものではなさそうだけどデブリがあったし、やや崩れやすい雪質だったので、怖いのも無理ない)、それをなだめたりすかしたり励ましたりしつつ、なんとかピーク到着。ほぼ予定通り、3時間少々の行程だった。
ピークは意外に広くて、上空を巻いているのか風も強くなく、しかも雷電山や日本海まで四方八方絶景の中。そこでほおばる阿武茶のパン…言うことナシ。
さて、お楽しみは終わらない。というか、こっちがメインなのではないかと思うほど(笑)。新見温泉ホテルさんである。
少し遅れてピークゲートが開いたようだ(蟻ん子の列が出来ている)。カミさんもちょっと関心を示したので、その列やK4の渋滞がはけるのを待って(はけないが(笑))、今季初ピーク。
大平原あたりまで来ると、羊蹄がきれいに見えていた。
花1まで降りると12:00くらいだったので、そのままシャトルバスでヒラフへ帰還。