札幌管区気象台は29日、道東の雌阿寒岳で火山性微動が発生し今後ごく小さな噴火が起きる可能性があり、火口から約500メートルの範囲で噴石に警戒が必要とする火口周辺警報を出した。 同気象台によると、29日午後2時11分ごろから火山性微動が観測され、現在も継続中。空振計には噴火に伴うと推定される振動は観測されておらず、噴火は発生していないもようで、同2時20分現在、白色の噴煙が火口縁上約100メートル以下と、平常と変わりないという。
社会 北海道新聞