2005/10/14 金

成立直前に読了(^^;)

郵政民営化論―日本再生の大改革!
成立までに読もうと思っていた「郵政民営化論(小泉・松沢)」を読了。
新刊は在庫切れ中なので、定価より高かったんだけどAmazonのユーズドでポチしちゃった…。

いやーしかし。
この本を読んで、郵政民営化に反対する人はいないんじゃないか。ぬくぬくと肥え太った郵政関係者以外には。

これは1999年の本で、その後の「2000年問題」や公社化がすでに通過しているので、書かれた当時とは状況がいくぶん違っているだろうが、肥大し、民業を圧迫し、血税を食い潰し、「痛み」の蔭で甘い汁を吸っているもの達の存在は変わるどころか、さらに巧妙かつ陰湿になっていると思われる。

翻って、「法案」はどうか。
その巧妙さに、文字通り虫食いになってはいないか。
そもそも郵政民営化は国が給与を負担する公務員数の減少には全くつながらない」(立花隆氏)ってどういうこったい。

国民投票を経てついに成立となる郵政民営化法案だが、基本的な害悪を一掃するものとは思えない。
民営化は是だが、その性急さを危惧するむきもある(→AllAboutなど)。
いずれにせよ、座して経済破綻を待つしかないのか…そんな気分である。

*
ところで、この本の母胎となった「郵政民営化研究会(小泉会長、松沢事務局長)」には、かの前原誠司氏も名を連ねているじゃないですか。
なァんだ、盟友なんだ。

2005/10/13 木

アイポダーの蹉跌

新しいiPodが出たようです。
今度はビデオが150時間とか。
リリースを読むと、音楽はもとより「Podcast、写真、オーディオブック、ビデオ、TV番組…」と、どうやらiPod、メディアプレイの覇王を目指すというような大所高所に立っておるようですねぇ。
いや見事なもんです。

*
ま、それはともかく。
二週間ほど前、姪っこ相手にさんざ「iPodはいいぞー」と吹聴したところ、それが奏功したかどうか購入の決意を固めた様子であった。

そして先日、携帯にメールが入る。
「おじちゃん、デジタルオーディオ?何て呼べばいいかわかんなぃんだけどiPodみたぃの買った~~(>▽<)」
おお!そうかそうか。よしよし。え?いやちょっと待て、iPodみたぃのって何だ!?

よくよく聞いてみると、iriverの6GBモデルらしい。
(Yドバシで一番売れているらしい)

な…なんと…。
おいおい…。
お膝元から造反者を出してしまった気分…。oTZ
意味ねぇ…。

うーん、ガッカリを通り越して熱出そう…。

まー、オレもiPodを吹聴する割には、他のプレイヤーを知ってるわけでもないので、これを機会に研究しよう。
と思って、ひとまずiriverのサイトに行ってみた。

スタイルや操作性(好みはあるだろうが)、性能、ソフトはiPodと比べる気もしない。
(「ファームウェア・アップグレーダブル」なんて売りにすんなよ…)
リアルタイムMP3エンコ機能がついている(=録音機能がある?)ようだが、音質は期待できまい。
店で「MDからも録音できる!」と言われたらしいが…ああその意味するところは考えるだけでも冷や汗がでる…。

でも、FMラジオやボイレコなんていう機能がついている。
周辺環境をムシして、「単純にどれを選ぶ?」ったら、絶対あり得ない選択ではないような気もしてきた。
なんしろ未成年者の好みってナゾだし…。

ともあれおじちゃん、挫折感でいっぱいの秋の夕暮れなのでした。

2005/10/12 水

第三のカレー?

昨夜は早く帰りすぎたため晩飯の制作タイミングが合わん、ということで、急遽外で食うことになった。目指すは、懸案であった西町の「札幌スープカレー 曼荼羅」であります。

クルマで店の前を通過した時にちょっと覗いてみると、お客はゼロ、フロア担当の女の子が窓際で暇そうに外を眺めています。
一瞬、不安にかられる(^^;)。

クルマを停めて店に入ると、先客が一組入っていました。軽くホッ(笑)。

店内はちょっと小じゃれたカフェ風。
席数も少なく、ゆったりした構えは商売よりこだわり優先という感じか。

メニューは、チキン、ポーク角煮、ビーフ、ベジタブル、シーフード、(ス)スペシャル、と並ぶ。
ここは(先日食べられなかった)シーフードしかないでしょう!
辛みは取りあえず5段階。4からピッキーヌ登場、5からハバネロ投入、とか書いてある。それ以上は50円@1UPだそうな。
ここは定石通り4でしょう!

ってわけで待つことしばし。
来ました!

ん、たたずまいは、いろいろ具だくさんでマジックスパイス系とも見えます。(ピーターコーンのせいかな(^^;))
でも、脂とかスパイスのザラザラとかはあまりなく、スッキリしたスープのようにも思えます。

見た目のまんま、コクのないあっさりスープだったらがっかりだなぁ…。

と思いながらスプーンでまずはひとすすり。
ん、旨いじゃーん
いい意味でストレートな、ドシっとしたスープです。

具はムール貝、牡蠣、帆立、イカ、エビ、カニ、白身(キスとかかな?)の唐揚げなど、多彩なシーフードがてんこ盛り。
このほか揚げじゃがいも、長ーいニンジン、ゆで卵など。
メニューを見てシーフードカレー1200円はたっかいなぁ、と思ったけど、この内容なら納得です。
最後のひとすくいまで、しっかり完食しました。
米も旨いなぁ。新米かな。

しかしこのスープカレー、さらっとしてドシっとして、過去旨かったスープカレーの双璧であるカリー小屋ともマジックスパイスとも違う。
これは第三のカレーに抜擢か!?と昨夜は感動しつつ家路につきました。

これはお薦め。
西区西町南7丁目1-21
(ゲオ向かい)

2005/10/10 月

早起きのチセ・リベンジ

昨年の10月17日、「謎の敗退」をして以来のチセヌプリ(1134.5m)・リベンジです。

早めに行動すべく、今朝は5時起きの6時前出発。今度は(たぶん)確実な神仙沼入り口からのルートを、予定通り8時スタートです。
まずはふもとの「神仙沼」を見物。青空が映えてとても綺麗でした。紅葉もちょうど見頃かな。
そのあと「長沼」を左に見送ってチセ方向へ。普通なら登るほどに乾いてくる地面が、いつまで経ってもぬかるみのままで歩きにくいことこの上ない。サスガ、山頂にも沼があるという湿った山です。急登だけど短いので、なんてことなく登れちゃうんじゃないかと思っていたけど、案外苦労しました。
山頂に着く頃には小雨がパラつき、あいにく「羊蹄に重なるアンヌプリの姿」は眺めることができませんでしたが、頂上の広々とした感じや、その山頂の小沼もなかなかチャーミングでよかった。何より、隣のシャクナゲ岳からチセヌプリスキー場へかけての眺望と紅葉は素晴らしかったです。
大満足。

その後久しぶりにカリー小屋さんへ行き(残念、狙いのシーフードカリーは目の前で売り切れ)、Niseko 343さんへ寄り(カミさん、ニューウェポンを発注!)、帰路へ。いやーニセコはやっぱ楽しいっす。

*
過去のチセヌプリ
2004/10/17

2005/10/06 木

ヒグマの季節

今年はクマのニュースが多いですね。

  • 9月24日には白糠で74歳の男性が襲われ死亡。
  • 同26日、滝野すずらん丘陵公園でヒグマのふんが見つかり、客を避難させる騒ぎに。
  • 今月4日には穂別で71歳の男性が重傷(同行していた58歳男性がナイフなどで闘う)。
  • 同5日、西区西野地区でまたもやヒグマの痕跡発見。

夏場の気候の影響で食糧であるドングリなどの生育がよくないことや、春グマ駆除が中止されて以来個体数が増えていることなどが、可能性として指摘されております。

道新記事
おすすめのヒグマ本

2005/10/04 火

まぁオヤジにしては…

ソコソコかな…。
いや、やはり悔しい…。

+++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++

あなたの総合得点は61点  全国平均 73点
全国順位(10月4日 11時現在)
2579位(2906人中)
~~ジャンル別得点表 ~~~~~~~~~~~~~~~
    0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■
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2005/10/03 月

寒~~

夕方、少し外に立ってたら、結構こごえました。
羊蹄にも初冠雪があったそうで…。

そんなわけで久しぶりに天気図を眺めてみたら、私たちついドキドキしてしまう「500hPa図上の-36℃」がついに出現してオホーツク市上空まで張り出し、1500m図では0℃帯が羊蹄地方をおおっている状況となっています。

冬がひたひたと近寄っておりますね…。

(台風も19号が南海上にいるようだが…(^^;))

2005/09/30 金

「完全」はあり得ない?

かなり面白い記事を読みましたよ。

Wired Newsの「完全にランダムなシャッフル再生は可能か」がそれです。

iPodを使ってびっくりしたり感心したりしたことは数あれど、中でも「1,000曲の楽曲をシャッフル再生して聴く」体験は、意表を突かれた驚きだった。
パソコンならともかく、クルマではせいぜいCD12枚くらいだったもんね。
人間、少ない選択肢を繰り返し迫られるとすぐ飽きるんだから。

ところがこのシャッフル再生、意外にシャッフルじゃないのは衆目の一致するところ。
その日のご機嫌に応じて、中島みゆきデーだったり、Yumingと矢野顕子ばっかが繰り返し登場したり、入っている曲数は少ないのに人間椅子が妙によくかかる、とか…(^^;)。

これはてっきり、アポーのソフト技術に問題があるに違いない!(もしくは、単なる思い違い?(^^;))と思っていたんだけど、この記事を読むと、どうもそうではないらしい。

話題は2つある。

  • 予測可能な方法で物事を処理するよう設計されているパソコンにとって、統計的にランダムである数字の連続を生成することは非常に難しい
  • 「プログラムは実際にランダム化している」が、「数学上の無作為と、われわれが直観的に期待する無作為とは、往々にして矛盾する」。

このため、実際に聴いていて完全なシャッフルには思えない、という。

これは非常に興味深い。

確かにコンピュータでは、真の乱数ではなく疑似乱数っていうのでお茶を濁している。というのは昔から言われてたけど、それを人間が眺めると、必ずどこかの時点でムラが出てくる。
いや待て。「真の乱数」という概念自体がムリなのかも知れないぞ?
と、そういうわけなのだな。

自然のしくみの面白さ。あるいは人間の無限の(あるいは、非常に限定的な)感覚能力というものを思わずにはおれません。

*
ところでiTunesの新しいバージョン(5)には、「スマートシャッフル」という機能が用意された。(あれ?前からあったわけじゃないよね?)
これは「同じアーティストの曲が続けてかかる度合い」を調節できるもの。
「ランダム」じゃなくて、人間が働きかけることでより自然な「ランダムさ」を作り出そうというのは、上の話を踏まえた逆転の発想なんでしょうな。

早速「より少なく」の最大値に設定してみたが…とくに変わった印象は受けません。orz

2005/09/30 金

時代の輝き

奥さんのリクエストにより、昔のビデオテープをDVDに変換中…。(例によってかなり骨が折れます(^^;))

15年以上前に奥さんがTV番組(ベストテンとかな)からとりためた「REBECCA」が、その主な内容。
当時はオレも聴いたけど、それほど入れ込んではいなかったし、映像も余り見た覚えがない。
このたびじっくり見てみると、うーーん、すげーカコイーじゃん!

映像は(メイクも(笑))さすがに古いし、NOKKOの歌も、とくにライブはかなり厳しい。
でも、今見ても十分パワフルで、ぐいぐい惹き込む魅力に溢れています。
本当に全力を出している人、って見応えあるんだなぁ。
(それに何たってドラムが巧いなぁ)
音楽がけっこうアタマの中を回っていて(ある面、辛い(笑))、ちょっとしたREBECCAブームが訪れ中になってしまった。

で、「人魚」辺り以来とんと目にしないNOKKOは今、どうしてるのかな?と気になったところ、ちゃんと元気しているらしいことが判明しました。

2005/09/29 木

スタイルシート変更

間もなく冬なので、寒々しいデザインに変更してみた。(笑)
hr([ページのトップへ戻る]のところ)のあしらいが、今んとこ謎である…。


(2005/9/30追記)

上記解決。ちょっと力わざだけど…。
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