2005/08/09 火

iTMS J、開始4日で100万曲売る

…と、米アップル社が発表した。
「日本最大」だったMoraの販売数が月間約45万曲というから、大手ベンダーが揃っていないし邦楽の割合がかなり少ないにも関わらず、開店ご祝儀や松崎しげる祭り(笑)もあったとは言え、日本市場でも大いに歓迎されたのは間違いなさそう。

今後本当にビッグビジネスになれるかどうかは、その大手ベンダー(とくにSME)の参加いかんに関わってくるだろう。

オープンの後報じられたところでは、ビクターがほどなく参加の由(細かい契約などが、オープンまでに間に合わなかっただけだという)。(日経産業新聞8/5)
一方ソニー陣営は、「秋にもiTunes+iPodと同内容のビジネスモデルで事業強化策を打ち出す」と伝えられる。
いずれ参加するだろうと思っていたけど、ちと微妙かなぁ。
ソニーってのは、どうしてもそういう企業文化なんだろうね…。

*
あとはナンだな、価格がもっとこなれる(「200円」が限りなく少なくなる)といいなぁー。

と言っている私は、まだ1曲も買っていません(^^;)。
(もちろん買いますけどね)

2005/08/09 火

水とはなにか

水とはなにか―ミクロに見たそのふるまい
日頃な~~んも考えずに暮らしているせいか、時々難しい本が読みたくなります。(この辺、友人ひろしの場合とちょうど逆と思われる(笑))
今回本屋さんでふと目についたのは、この

水とはなにか―ミクロに見たそのふるまい」 上平恒 (ブルーバックス)

という本。なぜか、手元にあるのと写真とではタイトルが違うな…。

結論から言うと難し過ぎたけど(物理の話だしな(^^;))、ところどころに興味深い話が載っていました。

水といえば地球上でもっともありふれたものだけど、液体としては実は結構風変わりな存在らしい。
「水の沸点は他の同族の液体に比べて異常に高い」とか、「水は固体になると体積が増える数少ない液体」とか(体積が減る→密度が高くなって重くなる性質だとすると、ほどなく地球は凍り付いてしまうだろうという)、「水割りを作ると、もとの水+アルコールの量よりちょっと減る」とか…。
麻酔や凍死の原理も、水の分子構造や物理的な特性と関係があるという。

この変わり者との相関の中で、人間も進化して来たんだなぁ。
難しいので途中でダレたけど、なかなかべんきょうになりました。

*
ガリバーの宇宙旅行
ところで「水」で真っ先に思い出すのは、こんな幼時体験である。
幼時ったって小学生の時だけど。

年に1回か2回か、授業の一環で映画鑑賞会がありました。音楽室を暗幕で真っ暗にして、みんな床に座り、おしあいへしあいしながら映写機で投影される画像に固唾を呑むわけだ。
その中のプログラムに、「ガリバーの宇宙旅行」というのがあった。(声の主演は坂本九だぞ(笑))
他のプログラムは忘れてしまったが、これだけは記憶が鮮明だ。

なぜかっていうと、オレはその映画が大好きでねぇ。
小学校時代を通して3回か4回見せられたけど、飽きなかったな。
何たって一番最後に出てくる、髪を風になびかせた女の子がねぇ。
初恋の人だと言ってもいいくらいです(^^;)。

その物語で、重要なキーワードになるのが「水」なんです。

今回ググってみると、DVDになっているようす。
ちょっと、また見てみたいなぁー。
でも今見ると、相当印象が違うんだろうなぁー。怖いなぁー(笑)。

2005/08/08 月

アンパサンド

mixiでは日記のタイトル一覧を表示する機能があって、ここを登録してあるんだけど、最近(7/27のあと)そのタイトルが全然更新されなくなった。
不思議だなぁ。
ひょっとして無料使用分の容量(200MB)とやらを越えちゃったのか。プレミアム料金、払えとゆーのか。でもmixiの容量使ってるわけじゃなし、仮にタイトルを加算しても、そんなでかいわけないよなぁ。

ナニゲに気になるので、今日mixiのヘルプを読んでみた。
別に、容量がどうでどうなるとかは書いてない。
更新されない原因として「RSSのフォーマットに問題がある」かも知れないと書いてあったので、念のためここのRSSをFEED Validatorで調べてみた。

したら、あった!(^^;)

&

じゃねーーか!
見事に、止まっているカキコの次のエントリーに、それがありました。

htmlの中では、単に「&」と書いちゃいけない、「&」と書かなくちゃいけない、のですょ。

ナンと、こちらとまったく同じモンダイだったのであります!

人のことはエラソに指摘しといて、自分の反省がないっつーか。
ああ、恥ずかすー…(^^;)。

*
ちなみに、「&」のことは「アンパサンド」と言う。
ラテン語の「&はそれ自身"and"を表す」(& per se and)の意だという。

う~…熱、出そう…。

2005/08/08 月

もう一つのXデー

…ですなぁ、今日は。
朝からドキドキ。

(13:45)

郵政民営化法案が参院で否決されました。
これを受けて衆院が「自爆解散」され、自民が分裂したまま「政権交代総選挙」となるようです。
さぁ大乱世の始まりか?

(18:35)

「さらにもう一つのXデー」だったスペースシャトルディスカバリーの着陸ですが、天候不順(見通しがきかない)ため1日延期になったという。
こちらも心配ですなぁ。

2005/08/07 日

日本最新級の山

いや、「最新級」じゃなくて多分「最新」そのものだと思うんですけど…モエレ山(62.4m)です。

晩年「地球をデザインする」ということに情熱を燃やしたというイサム・ノグチが基本設計を行った、モエレ沼公園にある人工の山。
もとは札幌のゴミ捨て場だった(山にするためにゴミ捨て場にした)というだけあって、中身もゴミや土。麓から山頂まで10分とかからないんだけど、そんなことを考えながら登ったらいたく楽しかった。山頂から見る公園のようすや、札幌の遠景もなかなかすてきでした。

しかしこの公園は凄いなぁー。広大な芝にいるだけでも価値がありますが、ガラスのピラミッド、ノグチ氏デザインの遊具が置いてあるサクラの森、グラススキーのおぢさんも遊ぶプレイマウンテン(遊び山)、そして海の噴水…(今回は噴水のようすは遠景しか見なかったけど)。よくこんなもの作った。札幌にこんな施設があるだけで自慢になる…充分そんな存在感を持っていると思います。

冬はスキー持って登りたいな…(ぉぃ)。

2005/08/04 木

いよいよiTMXデー!

さて、8月4日です。
なんか、近来になく盛り上がっている私なんですけど(^^;)。

日経が「今日にもサービス開始」と、また気が早めの記事を書いているようです。

邦楽が少な目との観測も。
邦楽のなつメロに興味がある私(^^;)としてはちょっとイタイなぁ。

いずれにしても楽しみ。

2005/08/03 水

靖国モンダイ

靖国問題

靖国神社について、素朴な疑問を抱いていた。

(1)靖国神社とは何か?
(2)「A級戦犯」とはいえ、既に死刑が執行されている。なぜ中国等は問題視するのか?
(3)公式参拝に違憲判決が出ているのに、なぜ小泉氏に何らのペナルティーもないのか?
(4)内外の圧力に対して、小泉氏はなぜああも頑ななのか?
(5)つまるところ、靖国神社は是なのか非なのか?

そこで、この本を手に取ってみた。
「靖国問題」、高橋哲哉著、ちくま新書。

「感情の問題」「歴史認識の問題」「宗教の問題」「文化の問題」「国立追悼施設の問題」と章を区切り、それぞれの切り口から問題の所在を明らかにしていく。
著者は哲学者なんだそうだが、それだけに筆致は論理的であり、公平に思える。そして「素朴な疑問」への答えもおおむね書いてあるように思った。
ごくごくかいつまむと、以下のような感じ。
(必ずしも本にこう書いてあるというわけではなく、私がこう理解したということ)

(1)への答え…国民を喜んで死地に赴かせるために作られた顕彰装置である。
(2)への答え…刑を全うしていない者も合祀されている。それより以前に「A級戦犯」を問題視するのは、むしろ問題を矮小化して解決を図ろうとする中国指導層の戦略である;「A級戦犯」だけではなく、「靖国の存在」自体が真の問題である。
(3)への答え…直接合憲か違憲かを問う裁判は起こせない…らしい(起こされた裁判はいずれも「公的参拝」によって原告の利益や権利を侵害されたかどうかについての争い)。その中で「違憲」判断を示したのは2004年4月の福岡地裁判決があり、係争中が6件あるが、少なくとも「合憲」とした判決は現在までにひとつもない。ちなみに7月26日にも大阪高裁で同様裁判の判決があったが、憲法判断には踏み込まなかった。
(4)への答え…は、明確ではない。てゆーか、小泉氏の胸の中を推し量るしかない。没論理の説明しかしていないのは確か。
(5)への答え…戦争を非とするならば、靖国も非だ。興味深かったのは、歴史認識を明確にしないまま「国立追悼施設」を作っても第二の靖国となるだけだという指摘。

非常に「面白い」本だった。

*
ところで、靖国神社が国民(といっても軍属・準軍属に限られる)の戦死を美化する装置である以上、以下のような発言は無視できない(いずれも安倍晋三氏)。
「私は今も参拝している。国の指導者が国のために殉じた方に尊崇の念を表すのは当然の義務だ」(共同ニュース 2005/4/28)
「国のために命を落とした人に祈りをささげる義務を投げ出すのならばリーダーの資格はない」(北海道新聞 2005/7/28)
尊崇や祈りは、国(のリーダー)が行うものではない。

「次のリーダー」がこれじゃあ、やっぱり自民党には投票できないよなぁ。

2005/08/03 水

日本人が「女性の」アンドロイドを開発

Japanese scientists have unveiled the most human-looking robot yet - a "female" android named Repliee Q1Expo.

BBC NEWS | Science/Nature | Japanese develop 'female' android

キモいぞ。ただただ。
遺伝子操作やクローンなみの違和感がある。

記事によると、開発者は大阪大学の石黒浩教授。
堅いプラスティックではなく柔軟なシリコンの肌を持ち、多くのセンサやモーターによって人間のような動きをする。まばたきしたり、呼吸しているようにさえ見えるという。
人間の働きかけに対し、(外部からのコントロールの必要なく)独自に反応するようにも設計できる。
特定の状況下では、短い時間なら、人間とやりとりしていると思わせることが可能であるらしい。

どういう意味があるんだろう?

  • 介護の現場で話し相手などになる
  • 受付嬢などの代わりになる
  • 障害などを補助する技術を培える
  • 人間の機能や行動を理解する助けになる

なるほどニーズはあるかも知れない。

でもオレは拒絶するな。
人間の似姿なんてキモいもん。

2005/08/01 月

切望クリ智様

エキサイト株式会社は2005年8月1日、株式会社エフエム東京(TOKYO FM)と共同して、ラジオ番組のポッドキャスト配信を開始した。

Japan.internet.com Webビジネス - TOKYO FM とエキサイト、共同でポッドキャスティングを開始

いいなぁ、これ…。
J-WAVEとかもやってくんないかな…クリス智子サンの声禁断症状中のオレ、切望。

「ポッドキャスティングなんて…」と思っているのに、一つのフックでなびいてしまう簡単さ、って理解できるなぁ。
キラーコンテンツだなぁ(^^;)。

2005/08/01 月

さようなら巨入

プロ野球・巨人戦の7月のテレビ平均視聴率は8.5%(関東地区)で、月間の記録がある89年以降で最低だったことが1日、ビデオリサーチの調べでわかった。これまでの最低は昨年8月の8.7%だった。

asahi.com: 巨人戦の7月視聴率8.5% 89年以降で最低に - 文化・芸能



フジテレビは29日、今後予定されているプロ野球巨人戦ナイター中継の放送延長時間を、これまでの最大30分から同15分に短縮すると発表した。開幕当初から視聴率が低迷し、在京の民放キー局が放送時間変更を検討し始めていた中、フジが先陣を切った。

asahi.com: フジテレビ、巨人戦中継の延長時間を短縮 視聴率低迷で - 文化・芸能



日本テレビ系で28日午後7時から約2時間中継された巨人―阪神戦の視聴率は5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今季最低だった。

asahi.com: 28日の巨人戦視聴率 関東地区、今季最低の5.2% - 文化・芸能

よしよし、いいじゃない、関東のみんな!
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