2006/08/22 火

ほ、ほ、欲しぇぇー!


道新記事より。
…と、久々にうわずってしまいました。
デジタル情報開発企業組合(山形市)が開発した「ヴァーチャルピアノ」だそうだ。

平面さえあれば“演奏”でき、音の強弱も表現できる。音源内蔵で電子ピアノやパイプオルガンの音が出せる。

そしてスペック。
H10×W3×D2cm、軽さ約100g。
何より、予価1万5000円程度というのにびっくり仰天です。(なぜか、WEB版記事には書いてないけど)

うーん、か、か、買っちゃいそう…。

2006/08/20 日

嫌いなものを研究してみる

美しい国へ
…なぁんて、酔狂なことを考えてしまったんですが、なにしろ嫌いなものには時間がかかる(笑)。興味のある内容なら半日で読んじゃうくらいの本に、約1カ月もかかってしまいました。

美しい国へ」 安倍晋三 (文春新書)です。

「嫌い」からスタートしているせいもあるかも知れませんが、なにしろ、その安直なナショナリスティックな内容が鼻につきます。

自由と民主主義から靖国へ、オリンピック(日の丸の掲揚)から国歌≒ナショナリズムへ、9.11から自衛隊へ、拉致被害者から「愛国心」へ、という論理構成はサスガ政治家。長けています。
読者の心の柔らかいところを突きつつ、用意した結論へ…というのは、イッシューを単純化して自分の土俵に持ち込もうとする例のナントカ劇場に通じる手法ですね。

平易な文章そのものは読みやすいのですが、敢えてかみくだいているのか、それとも平易にしか書けないのかは気になるところ。

また、民意が戦争に駆り立てた、(靖国に祀られている英霊は)国家のためにすすんで身を投じた、国民の総意でA級戦犯を犯罪者でなくした、など、主語のスリ替えや論理の放埒さも目立ちます。

全体として、非常にアヤウイ人だという理解がくつがえることはありませんでした。

ところで、いいことも多少は言っています。
「(中国が反日キャンペーンを張る理由をアメリカの政府高官がよく知らなかったことを受けて)戦後日本の民主主義の歴史を、…世界に向けてきちんと説明して来ただろうか?」

そうだ。説明しれ。
自分の靖国参拝について黙してないで。

*
巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは
片や、意外にスンナリ読めたのはこちらです。

巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは」 野村克也 (角川新書)

よく人に、「オレはアンチ巨入だ」と言うと、そいつは決まってニヤリとして、「アンチ巨入は実は巨入ファンなんだ」ということを言います。
オレはたいていムっとして話を逸らしてしまったものですが、それはある意味図星を突かれたからです。
確かに、嫌いなはずの巨入のメンバーは真っ先に覚えるし、ペナントレースの順位やゲーム差も巨入に限って知っていたりするのです。
(さすがに今はそういうこともなくなりましたが)

北海道では特にそうですが(本書の中で京都出身の野村氏もそうだったと言っています)、プロ野球中継といえば巨入戦しかなかった時代です。しかもV9とか言って、とにかく圧倒的に巨入は野球の頂点に君臨していた。それこそまばゆいばかりの存在でした。間違いなく、子供の頃は巨入ファンでした。

でも、その後、Vを逃がしたり下位に低迷する年もあったりするにつれ、徐々にかつて輝いていた巨入に幻滅するようになったような気がする…。
「なぜアンチなんだろう?」と考えるにつけ、そういう理由が脳裏に浮かびました。

この本には、まさにそういうことが“巨入凋落の原因”として書かれていました。日本の野球は紛れもなく巨入が創り、リードして来た。球界の範たる立派な監督と選手ばかりだった。それが今は…という具合です。

そればかりでなく、「中心なき組織は機能しない」「この状況でなぜそのボールを投げるのか、その根拠を明確にしろ(データ活用のコツ)」など、組織論、マーケティング論として読んでも傾聴すべきことが書いてあります。

これは好著でした。

*
だいたい巨入って言うなよ。読売ジャイアソツだろ。(球団運営会社名としては「読売巨人軍」らしいけど)
それを言うなら、昇竜軍とか飛燕軍、猛虎軍とか各チームを日本語で言ったらどうだ。鯉のぼり軍とか、酔鯨軍とかだな。

あれ。大洋って今はホエールズじゃないんだっけ…。(←大洋ですらない)

2006/08/19 土

ドボン

実家筋が集まってひとときドボンに興じた、と聞きました。
オレも昔はよくかざって(仲間に入って)やったもんだけど、ルールの細かいとこを忘れていたので、どんなんだったかインターネットで調べてみました。

非常に驚いたのは、少し調べてみた限りでは、我が家でやっているドボンのルールがかなり特殊らしいこと。
さらに驚いたのは、日本ドボン協会なるものが存在していること。しかもdobon.netだってさ…(^^;)。

2006/08/17 木

またもや…

人が殺されているというのに、日本はなぜ激怒しない(できない)のか。
これも戦後外交の弱腰と無定見のせいだよなぁ。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

2006/08/14 月

お盆の生活

カミさんの実家筋にあたるK温泉へ。
ここはやたらに口が達者な5歳女児と素晴らしい泉質以外は、なんもありません。
でも、このなんもなさがいいんだなぁ。今年は一泊でしたが、しっかり堪能してきました。

札幌は蒸しますなァ。

2006/08/10 木

Xデー迫る

大前研一氏のコラムが面白いです。
靖国の本質的問題がA級戦犯の合祀ではないことがわかります。

当然、小泉首相が参拝するのも止めにして欲しいです。
8/15に限らずですが。

*
こそこそ誤魔化しながら行動している安倍君なんてもってのほかですね。

2006/08/08 火

コーラのイッキ飲みについて

昨日もちらっと引用したんだけど、ちょっと気になったニュース

なんでもインドの科学環境センターみたいなところが、コカコーラ(可口可乐)とペプシコーラ(百事可乐)のソフト飲料から規定を越える量の複数の殺虫剤成分を検出したんだそうです。もちろん、同国が考えるところの「殺虫剤成分」なんだと思います。

で、同国の最高裁判所(かな?)が、両社に対して成分の開示を求めた。
さてところが、コカコーラなんかは、120年間にわたって「1%的神秘配料」(企業秘密の成分)を頑なに守って来たからたいへん。

両社は4週間のうちに回答をするよう命令を受けたようですが、さてどんな答えが出るんでしょうか!

興味しんしんですが、このニュースをフォローする自信はありません。誰か見かけたら教えてください(^^;)。
てゆーかそれ以前に、中国語ができるわけではないので、記事の読み違いだったらごめんなさい(^^;)。

2006/08/07 月

ヌタプカウシペ

7:00発のロープウェーに乗りました。
駐車場はガスです。
今日は晴れるとは踏んでいるものの、前日は激しい雷雨(と、駐車場のおじさんが言っていた)。さてどうなりますか…。

ほどなくロープウェーは雲海をつき抜けました。
上はなんと、感動の大快晴だったのであります。

(以下長文)

2006/08/03 木

台風の名前

近ごろ、台風には名前がついています。(参照

アジア(北西太平洋領域)の14カ国がそれぞれ10個ずつ名前を持ち寄って、順繰りに名付けて行くのです。日本は、テンビン、ヤギ、、、など星座の名前を充てています。(船に乗る人に馴染みがあるように、なんだそうで)(参照
全部で140名称。今発生している「6号」は、プラピルーン(PRAPIROON)。タイ語で「雨の神」という意味だそうで、「2周目」の「12番目」に当たります。

最近は台風情報などでもこの名称が使われたりして、けっこう知られるようになって来ましたが、個人的な意見としてはこれいかがなものかと思っています。

名称を統一することによって、台風圏各国間の連携や情報交換が円滑化できるのはいいことだと思います。
が、

  • 意味がわからない。咄嗟に読んだり発音できない単語がある。ということは認知・記憶にも難がある。
  • 連続性がない。各国が恣意的に選んだ単語であるため、意味の上でも字づらの上でも前後関係がわからない。(前後関係はある意味どうでもいいと言えばそうですが)
  • 年によってその名称の台風が来る時期が異なる。比較がしにくい。
  • どうしても「愛称」みたいに思える。

アメリカ国のように人の名前をつけるのもどうかと思いますが(全国数十万人(?)のカトリーナさんとかは嫌な思い…もしくは妙な後ろめたい思いをしているかも知れませんな)、頭文字がA、B、、、というのは合理性はあるように思います。

私は1号、2号、、、推奨派だなぁ。

2006/08/02 水

泣けましたな

「親父のボクシングが世界に通用することを証明できてよかった」…
親子の号泣って、なかなかないよね。
思わずもらい泣きでした。
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