2006/09/22 金

四国食い倒れツアー(2)

9/15(金)

さて、今日は、仕事先の高知までひたすら走る日です。たぶん300km強になると思われ。

パートナーのコルトは、なにしろ●菱車なので「やだなぁ」と思ったけど、まぁ、樹脂ハンドルの感触がものすごく嫌なことを除けばよく走らないこともない。(途中で一双89円という超高級ドライビンググローブ(軍手ともいう)を購入し、我慢する)

今どきのレンタカーは、当然カーナビもついている。自分のクルマで使っているのと同じCarrozzeria製なので、あまり違和感はない。レンタカー屋のお姉ちゃんが「新しいのがついてますから」と言っていたが、調べてみると2003年のモデルじゃねーか(笑)。ソフトが新しいと言いたかったのかな…。
検索に非常に時間がかかるのと(ウチのはもっと古いがもっと早いぞう)、案内が合成音なのがナンだけど、まぁそんなこたぁどうでもいいやね。

それにしても四国の道は狭いねぇ。北海道の道の広さを改めて知るってゆーか。
道自体も狭いし、沿道の軒先や隣車線のクルマまでの近いこと。
峠道も両側一車線の道が多くて、対向車も少ないんだけど、この手の道大好きなオレもいい加減勘弁してちょーと思った。

さて走り走って四万十川のほとりに建つ一軒の食堂にたどり着く。
昼飯は、一週間ほど前から予約しておいた四万十の天然鰻である。
「入らない時もある」と言われていたけど、幸いなことに無事お目にかかることができた。
ほんとのむなぎなのだ。天然なのだ。ほんとだから身も薄いのだ。

ああ、自慢したい。(してるけど)

いわゆる蒸さない焼き方なのだろう、カリっとした仕上がりも味付けも絶妙。ほんとに絶妙。
食べ切ってしまうのがもったいないほど至福の時間なのだった。辺りを天国の光がおおっているような気がした。いやほんとだって。

「定食」を選ぶと、冷やしぶっかけ小うどんも付いてくる。こちらは特に期待もしていなかったが、ちゃんと旨い。コシもあるし味もある。
実に懐が深いのう、四国。
お値段は一人前2,500円と、さすがにチト張るが、内容から見たら安い安い。

ここでついでに、青さ海苔と青海苔のつくだ煮をお土産用に買う。

走って来た道を少し戻り、再び山に分け入る。四国カルスト見物である。
こちらはあいにく、天国の光ではなく濃霧におおわれてしまい、余り景色は見えなかったが、芝の中ににょきにょきと頭を出した石灰岩の異容は面白かった。


夕刻、高知市に着く。
とにかくカツオのタタキだが、今回はいわゆる「皿鉢」なるものを食してみんと欲する。諸説あって「これは」という店が見つからなかったので、外れはないと思われる某有名店に入る。

皿鉢とは、ま、宴会料理を大皿に豪快に盛りつけた料理なのである。
いろいろ載っているより、カツオ盛りに絞った方がよかったかなーと今は思うが、ま、ものは見るべし。

カツオのタタキ・鯛・ハマチ・マグロ、伊勢エビ、タラバ、鯨の串揚げと甘露煮、どろめ、鶏、きのこの煮たの、ツブ貝、握り寿司…。
カツオに鯛、どろめ(鰯の稚魚)はいたく旨かったが、揚げものや寿司はまぁ、推して知るべしってところかな。

なにしろ食いきれないほどの量。すっかり膨満してホテルに戻る。

フロントで無線LANを借りて「旅行」のエントリを書いた。

2006/09/22 金

國歌の強制

東京都立高校などの教職員が都と都教育委員会を相手に、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務がないことの確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、国旗国歌の強制は許されないとして請求を認め、斉唱しないことなどを理由とした処分を禁じた。

北海道新聞 バックナンバー

タカ派ナショナリズムの台頭を目前にして、ひとつ良識ある判決が出ましたな。
石原都知事が「平均的なレベルの高校を見たが、(生徒は)先生の言うことを聞かない。規律を取り戻すため、ひとつの手だてが国旗国歌への敬意だと思う」として控訴する方針というが、まったくズレた粗論です。

2006/09/21 木

四国食い倒れツアー(1)

9/14(木)

午後の便なので、午前中ゆっくりと旅支度。
JRで千歳空港へ。昼は、比較的空いていた韓国料理店に入る(観光客じゃないしね)。大して期待していなかったんだけど、石焼きキムチチャーハン+冷麺のセットは意外に旨かった。(ライオンのチェーン店だ)

北海道から四国への直行便は、千歳-松山しかない。約2時間のフライト。
夕方松山空港に着き、レンタカーをピックアップ。4泊5日で20,000ポッキリのコルトである。

ポッキリとは言っても、保険と、「あらかじめ一定額のガソリン代を払っておけば満タンで返さなくてもいい」というシステムがあったのでそれを追加で利用する。
すっからかんで返せば有利だが、余しても差額は返還しないという。一種のバクチだなぁ。

この日はまっすぐ、投宿する道後温泉のホテルへ。古き佳き英國風だという。なかなかいい感じではあるが(しかも、意外に安い)、なぜ道後温泉に古き佳き英國なのだ?とどうしても思う。
(漱石ゆかりだから…? いやそうでもなさそうな…)

ひと休みしてからホテルを出、からくり時計が見られるというので、商店街を抜けて道後温泉駅へ行く。
時間まで、そばにある足湯に浸かる。足がさらっさらになる。うーん、なんともいい湯でないですか…。

この形、実は道後温泉本館の湯船にあるのと同じ。ボイラーのタンクみたいで、なんだか妙に郷愁をそそる形なんだなぁ。

17:30の時報とともに、からくりが始まった。土台の上から全体がせり上がるシーンにはどよめきが起こったけど、それ以外は意外にアッサリ終わってしまった。


いよいよ道後温泉本館へ。18:00のふれ太鼓を聞く。
ストトン、トンと味のある演奏が始まった…と思ったら障子戸をカラカラと閉め、終わってしまった。
あらら。
松山の気性はけっこうアッサリしているのね? って感じである。


さて、温泉に浸かる前に腹ごしらえを、というわけで、本館の向かい側にある居酒屋に入る。
たたずまいは普通のチェーン居酒屋なみなんだけど、出てくる料理はよかったなぁ。

まずお通しからして驚く。小鯛まるごと一尾のマリネ。思わず「これってお通しなんですか?」と訊いてしまった…。
旨かったなぁ。前回四国に来た時にもスーパーで小鯛の一夜干しを買って焼いて食ったけど、そういうのがちゃんと旨いんだよね。素晴らしいっす。

このほか、目につくままに地たこ刺、ふぐ天、じゃこ天(薩摩揚げ)、鯨刺し、鯛の一夜干し、鯛ちり、すまき(にした蒲鉾)を食い漁り、泡が妙にクリーミーなプレミアムモルツで喉を潤す。

サイコー。

さあ、ほろ酔い加減になったところで温泉だ。
「千と千尋」の油屋のモデルにもなったという道後温泉本館の建物は、築100年余の味が醸されている。
ただお湯に浸かるだけから、二階や三階で休めたり、貸し浴衣や手ぬぐいがついたり、お茶やお菓子のサービスがあったりといくつかのコースが楽しめる。


二階の座敷は広々として、脱衣カゴが置いてある。それだけでもう陶酔的キブンである。伝統の美である。
女性はともかく、男はそのへんで衆目も憚らず着替えをする作法らしい。ま、オレは一階の脱衣所で着替えたけど…(^^;)。

湯殿に入ると、例の「ボイラー」が中央にデンと据えてあり、こんこんと湯を吹き出している。
単純アルカリ泉というが、わずかにぬるっとしていて実にいい湯である。

浴衣を着て再び二階へ上がると、「お上がりなさいませー」と仲居さんの柔らかな声がかかる。サービスのお茶も上物。そして湯上がりに旨いのは、牛乳ではなくて愛媛のみかんジュース。
いいねぇ。

今日は大当たりだ。

2006/09/19 火

サイバービークル

潜水艦のごとくソナー(音波探知機)を使ってクルマが駐車場所を認識し、自動的にハンドルを左右に切って縦列駐車を手助けしてくれる。

追突されそうになると、まずハザードランプを点滅させる。それでも衝突されそうな場合は、直前にセンサーが運転者の頭の位置を測り、すれすれのところにヘッドレストを動かす。頸部への衝撃を減らすためだ。

(中略)

さらに今回最も注目されるのは、走行中のクルマの前に飛び出してきた歩行者を検知し「自動的にブレーキをかける」機能だ。
クルマの前部に取りつけたミリ波レーダーに、フロントガラスの内側に取りつけた2台のカメラが捉えた前方の映像を、画像処理する機能を加えた。これをレーダーからの情報と合わせて解析し、衝突の約1秒前にブレーキを利かせることができるようになった。

レクサス支える超巨大ソフト - 企業・経営 - nikkeibp.jp

9月19日発売の「レクサスLS460」のお話。「約700万行という航空機並みの量のソフト」(一般の車両が約400万行)を搭載したという。

バグや誤動作、ハッキングで事故が起こる日も近そうだな…(^^;)。

2006/09/18 月

とりあえず無事帰還

気圧がぐんぐん下がって胸騒ぎを覚える中、台風は思ったより北側を通過。
夜半に風は吹いたようだけど雨もさほど降らず、飛行機も何ごともなかったように定刻発にて飛びました。
その台風を左手に眺めながら(いや、見えはしないが)、追い越して帰って来たわけであります。
明後日くらいに北海道にも来そうだねぇ。あの風はいつか見た風。

この間、四国地方はほとんど曇時々雨の予報。
そりゃーオレは雨男だけど、実害はほとんどなくて助かりました。

いやしかし、とにかく5日間堪能して来ましたよ。
詳細はまた後日。

*
なんと同じ日に道後だったって?>ごりさん。バッタリ会ったら笑ったねぇ。

2006/09/15 金

旅行

昨日から、四国に来ております。
一言で申せば、海鮮(ばかりではないが)旨い物巡りの旅。
ちょっとは仕事も絡んでるんだけどさ。

昨夜は道後温泉(愛媛)で小鯛一尾のお通し(マリネ)・地たこ刺・ふぐ天・じゃこ天(薩摩揚げ)・鯨刺・鯛一夜干し・鯛ちり・すまき(にした蒲鉾)の数々。
今日の昼は四万十の天然鰻(!)。
そして夜は今しがたまで、高知で皿鉢に溺れる。タタキはもちろん、鯛やどろめ(鰯の稚魚)とか、ウマー。

そして明日は鳴門の鯛づくしまつりフェア。
明後日は再び道後に戻り、高級旅館酒池肉林の夜。になるヨテイ。

は~。
なまら幸せでっす。

詳しくはまた…。

*
目下の心配事は、帰る日にまじ直撃来そうな台風(13号)です。
ははは…(^^;)。

2006/09/13 水

免許更新

午前中仕事をサボって、手稲まで免許の更新に行って来ました。

北海道でするのは初、なんだけどなんで2時間講習なんだよ…orz。
今回こそ人生初のゴールド免許だと思ってたんだが…おかしいな。

ま、深く考えるのも面倒なので取りあえず。
相変わらず講習はダルいです。講師は尊大だし、内容も無いよう。交○安全協会を食わすためのみのシステムにこんなにカネと時間をかけなければならないのは腹立たしいです。

まぁそれでも、ビデオには福留功男さんや武蔵川部屋の力士が、テキストにはちびまる子ちゃんが登場したりして、ま、工夫はしてるんでしょうな。
あと北海道版のテキストがあって(二冊もムダだがな)、東京の数倍の事故致死率とかのデータは面白かったです。

それにサスガ札幌。試験場に広大な駐車場があって、空きがあるか心配する必要がないのはいいですな~。

2006/09/11 月

謎のメニュウ

札幌の某スーパー・L社のチラシに、「えっ!?」と目を剥くようなレシピが載っていた。

面白そうなんで捨ててもいいやという気持ちで作ってみました。

これが何か気になる方は、↓続きをごらんあれ!

2006/09/09 土

ポン子ふたたび(みたび)

日射しに恵まれた本日、午前中から洗車しました。
近ごろ、ディーラーが洗ってくれていたので(^^;)、自分で洗うのは実に久しぶりです。
仕上がりは(まぁ、走行10万km近いなりに)ピッカピカさ♪

さぁーてところが昼過ぎに、用足しに乗って行ったカミさんから電話が入る。
「またポン子止まっちゃったー!!」
げ!
昨日くらいからまたバッテリーのアラートが点いていたけど、まさかね…と思っていたら、そのまさか。
例の遠き山事件の時と同じ感じだというのです。

折しもアタクシ、風呂洗いの直後。全裸にタオルという姿でしたが、慌てて身繕いをし、タクシーを拾って現場へかけつけます。
今回は悪いことに、交差点で止まってしまったらしい。通りすがりのおじさんたちが助けてくれて、何とか路肩に寄せたという。

またもやJAFです。走ってて止まったということはやはり発電機の異常ではないか、との見立て。今度は速攻レッカーです。(今回は2.9kmということで、無料でした。ホ。)



束の間の代車の記憶。
フォレスターです。
いつものディーラーで見てもらうと、やはり発電機の異常。なにしろ先日交換したばかりなので、部品が不良だったということになり、幸い無料で直してもらうことができました。
しかも、クレームだったことと(結構キツく言ったからなぁ)、ディーラーが現在仮店舗でイレギュラーなクルマを置いておけないという事情もあるのか、即日修理・納車となりました。
この辺の対応はナイスでしたね。

しかしやれやれ。
部品の不良とはいえ、こんな目に二度も遭うとは…。ピッカピカのポン子を眺めながらJAFを待つ時間、本当に情けなかったよ…(^^;)。

2006/09/07 木

最も魅力的な市

コンサルティング会社「ブランド総合研究所」(東京)は7日、「地域のブランド力」に関する初の全国調査の結果を発表した。「魅力的な市」のトップは札幌市で、10位以内に道内から4市が入った。(中略)調査は八月、インターネットを通じ、全七百七十九市を対象に全国の約二万五千人に実施した。(中略)その結果、一位は六○・五点で札幌市、二位は五八・○点の神戸市、三位は五七・六点の函館市と横浜市となった。道内からは、このほか富良野市(六位)、小樽市(七位)がトップ10入り。札幌市は「とても魅力的」が34・5%、「やや魅力的」が52・1%と、80%を超える人が魅力を感じている一方で、「あまり魅力的ではない」「全く魅力的ではない」を合わせても1・6%だった。

北海道新聞 話題


北海道のオーラが弱まっているような気がする昨今、ちょっと実感と違うんだけど、もちろん悪い気はしませんですな。
<< 87/171 >>