2009/01/09 金

革命の英雄

革命の英雄というのは生まれた時から革命の英雄なのか(つまりそういう資質が先にあるのか)、時代や状況が革命の英雄を産み出すのか、どっちなんだろう…そんな気持ちを抱いて読み始めた。

2009/01/05 月

神々のWeb3.0

神々の「Web3.0」 (光文社ペーパーバックス)
神々の「Web3.0」」 (小林雅一) 光文社ペーパーバックス

こういう本は図書館で借りれればそれに越したことはない。
だって、まず二度は読まないもんね。

2008/12/17 水

イヤなヤツほど仕事ができる

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術


ネットなどでウワサを聞くにつけ、スティーブ・ジョブズは相当に「イヤなヤツ」らしい。

2008/12/16 火

コケで森を見る

コケの謎―ゲッチョ先生、コケを食う
コケの謎―ゲッチョ先生、コケを食う」 盛口満 (どうぶつ社)



なんかで見て関心を持った本だけど、なんで見たんだったか(ヤマケイか道新かどっちかだと思うんだけど)、なんで関心を惹かれたか、まったく思い出せない(^^;)。

2008/12/15 月

地図のおべんきょー

[趣味の教科書] 山岳地図の読み方・使い方 (趣味の教科書)
[趣味の教科書] 山岳地図の読み方・使い方」 村越真・宮内佐季子 (エイ出版社)



「趣味の教科書」シリーズとあるように、地図(中でも登山で使う地形図)に関するノウハウ本です。

2008/12/10 水

雪屁

ショーバイ柄、もともと誤植や誤変換系にはウルサイのだが(もちろん自分でもよくやらかすが)、中でも許し難いのが「雪屁」である。

雪のひさしであるから「雪庇」が正しいのであって、「雪屁」であるはずはないのだが(※)、パウ関係のDVD(の字幕)、パウ関係の雑誌、パウ関係のWebサイト(BLOG)などで出現例に枚挙のいとまがないことを考えると、どうやら「せっぴ」で「雪屁」変換する入力ツールが世の中にあるに違いない。

出くわすたびに屁が…じゃない気が抜けて続きを見たくなくなる。
こうムラムラと赤痔を…いや赤字を入れたくなる。
ついでに「ふんっ」とばかりケツをどやしたくなる。

誰だ、そんな開発をしたヤシは。
踏み抜いてウ○コまみれになっちゃえ。


※【屁】
しまった、諸橋大漢和かなんかで用例が絶対にないかどうか調べてから書くつもりのエントリーだった…。

ちなみに手元の辞書にはこうある。

大腸で発生したガスが肛門コウモンから放出されたもの。「―をひる」・ひゆ的に、とるにたらない、つまらないものの意でも用いる。「―とも思わない(=何とも思わない)」

その上を歩けないという意味でつまらないものではあるが、屁とも思わないと言って踏みつけたりその下を闊歩してはいけないのである。

「音」が雪崩を誘発するかどうかについては諸説あるが、なるべくなら放屁の際にも注意したいものである。
(山での放屁は気宇壮大になってよいものだが)

2008/12/08 月

自然との共生を考える本

マタギに学ぶ登山技術 [ヤマケイ山学選書] (ヤマケイ山学選書)
マタギに学ぶ登山技術 」 工藤隆雄 (山と溪谷社)


ヤマケイ山学選書の一冊。
現代のマタギたちへの取材に基づき、われわれの山歩きの参考になる点はないか探ろうという本である。

2008/12/01 月

父と息子は分かり合えるか

前に読んだ「晴子情歌」の続編である。
(ようやく読了)

2008/12/01 月

「値頃」のカラクリ

おまけより割引してほしい―値ごろ感の経済心理学 (ちくま新書)


仕事先関係でもよく、広告やコラテラルを打つくらいなら安くしれ!といった類のクレームを耳にするが、それへの答えをマーケチング的・実証的に示してくれる本かと思ったら違った(笑)。

ではなにかと言うと、サブタイトルにあるように「値頃」の作り方について経済学的・心理学的見地から教えてくれる本であった。

つまり「値頃」…言い換えれば「安さ感」には、ゲットするまでの時間的・身体的距離感から、商品がまとっている空気(時代性とか人気とか)、店構えの作り方・店での陳列のしかたまで、さまざまな要素が考えられるということ。

「おまけより割引」というのは、なんらかの付加価値を設定するより端的に値引きした方がお得感が強いのよという説明である。

小売り店頭などで仕事をしていて、常に商品の値入を考える人には勉強になるかも知れない。

ちなみに冒頭の問いには、「そもそも広告しなけりゃ売れない(客が来ない)し、広告料をお買い上げ全商品にくまなく分配したら1円にも満たないべや」とか答えることにしている。

(書いてて、どっかの國のバラマキ政策を思い出した)

2008/11/03 月

アイヌ語地名の本

アイヌ語地名で旅する北海道 (朝日新書 103)
アイヌ語地名で旅する北海道」 北道邦彦 (朝日新書)

「旅する」のタイトル通り、北海道の要所を紀行文的にぐるりと巡りながら、アイヌ語地名を解説する本。

どうも一つひとつを踏破した風でもないし、語釈のみだったり逆に地名だけポンと出てきて語釈がなかったり、説明の分量もまちまちだったり、山だったり街だったり地域が飛んだり、またところどころにyukarの紹介や文法の深掘りが挟まっていたり…てな具合で、かなり読みにくかった。

「気楽に楽しめる」というには学問的だし、アイヌ語地名に関しては知里真志保氏や山田秀三氏の著書などを読んでいればほぼ既出だしという面からも、ちょっとバランスがよくない本かも。

そうは言いつつ、トムラウシ(山)の語源の詳細な説明や、和人との摩擦の小史(あまり体系的には知らなかったので)、明治初年には札幌の通りの名には北海道各国郡の名が使われていた(大通り=後志通、西2丁目北=夕張通など)などのエピソードは面白かった。
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